22/08/2026
【「サイレント破壊」に要注意! 振動が引き起こす高サイクル疲労】
設備は問題なく運転していたのに、ある日突然、配管や回転軸が破断した――。
こんなトラブルの原因として注意したいのが、**高サイクル疲労**です。
疲労損傷の怖いところは、腐食減肉のように外観から進行を把握しにくいこと。
見た目には問題なくても、金属内部では疲労が静かに進展しているかもしれません。
まさに設備の**「サイレント破壊」**です。
高サイクル疲労で重要なのは、
**「応力振幅」と「繰り返し数」**
1回では壊れない程度の小さな応力でも、何十万回、何百万回と繰り返されると疲労破壊につながることがあります。
特に注意したいのが、
・回転軸の段付き部やキー溝
・小口径配管の付け根
・ノズルの付け根
・溶接止端部
などの**応力集中部**です。
また、振動する小口径配管では「共振」にも注意が必要です。
「揺れているから、とりあえずサポートを追加」
ではなく、
**なぜ振動しているのか?
どの周波数で振動しているのか?**
を確認することが再発防止につながります。
疲労破損が起きたら、
① き裂はどこから始まったか
② 繰り返し応力源は何か
③ なぜその場所の応力振幅が大きくなったか
この3点を整理してみてください。
部品を新品に交換しても、振動や応力集中が残っていれば再発する可能性があります。
**サイレント破壊を防ぐ鍵は、「壊れたもの」だけでなく、「なぜ繰り返し応力が生じたのか」を見ることです。**
詳しくはHPの記事で解説していますので、是非ご覧ください。
https://tesoro-ce.com/2026/08/22/%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%88%e7%a0%b4%e5%a3%8a%e3%80%8d%e3%81%ab%e8%a6%81%e6%b3%a8%e6%84%8f%ef%bc%81-%e6%8c%af%e5%8b%95%e3%81%8c%e5%bc%95%e3%81%8d%e8%b5%b7%e3%81%93%e3%81%99/%e8%a8%ad%e5%82%99%e7%ae%a1%e7%90%86/
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