09/11/2021
事業再構築補助金第4次応募案
1:補助事業の具体的取組内容
・当社の事業経緯と現状
当社は、暮らしや事業の基盤に関わる商品やサービスを直接リテール市場に供給することを目的として平成3年2月に設立した株式会社です。
設立当初は不動産業及び建設業を主としていましたが、平成7年4月には自動車商として自家用及び事業用並びにキャンピング車などの特種自動車及び建機や船舶その他の売買等にも携わり、平成15年4月からは事業用自動車21両、従業員49名体制による一般乗用旅客自動車運送(タクシー)事業を営むようになり、それ以来過去18年間の主要売上はタクシーの事業によるものでした。
ところが、コロナ禍による令和2年3月以降の輸送需要の激減により、売上高は概ね3割減少し続けていることに加え、高齢化しているタクシー乗務員の加齢による離職も顕著であり、このままでは事業の継続が不可能な現状となっています。
・旅行やレジャーの史的変化
我が国では、戦後の高度成長期を経験した総中流社会ともいうべき団塊世代や団塊ジュニア世代が現役を引退するとともに、バブル経済崩壊以来慢性的な不況が30年近く続き、国民の7割が平均年収450万円に満たない総低所得社会に陥り、リーマンショックを挟みロスジェネ世代が子育てに困窮するさなか、コロナ禍に感染し難く気軽に低料金で大自然のなかで家族と楽しめるバーベキューやキャンプといったアウトドアレジャーが注目されるようになりました。
かつての、旅行といえば高額な旅館で贅沢な設備や食事やサービスに価値があると考える「旅館に行くための旅行」は、現在では、いかに低料金で気軽に非日常を楽しめる「リーズナブルな旅行」へとシフトし、旅行やレジャーは多様化、変化しています。
そのような多様化や変化は、さらにキャンプ場や民泊を含めた宿泊施設のネット予約システムの発展等による需給マッチングにより完成度が高くなっており、さらに今日ではそれを傍証するように、コストや労苦から解放され手ぶらで行ける「グランピング」(グラマラス+キャンピング)というサービスの予約サイトも現れ、マスコミによる周知や宿泊予約のマッチンクアプリによって市場が安定的に開拓されている潮流は確かです。
・新分野展開の動機
以上のような旅行やレジャーの多様化や変化による市場の供給不足は、ハイシーズンでは、たちまちマッチングアプリに表れる予約不能(満タン)の状況で見てとれるようになっており、それとともに、当社代表者が個人所有する本件事業地を賃貸しようとしたときに、何十件にものぼる無計画で熱烈なキャンプ場経営希望者からの問い合わせが殺到したことが、キャンプ場は当社が自ら開設すべきものと認識するに至った動機です。
今後、これまでになくキャンプ場の需要は急増し供給不足が見られるため、関東からも関西からもアクセスしやすい山中湖という好立地に利用権を確保済みの原野3,640㎡(1,101坪)に管理棟その他を設備し、不動産業や建設業、そしてオートキャンプやマリンレジャーの知見を有する当社が同施設を営むことにより、家族連れなどが安全に気軽に、そして低料金で自然環境を楽しむことができるものと期待しています。
・事前準備の状況
本事業計画に先立ち、山中湖村及び山梨県との現場確認を行い、土地境界確定(官民を含む)や法規制について複数回協議を行っており、測量士、土地家屋調査士、一級建築士に現地を確認していただく等の準備を進めています。