研究社

研究社 語学・英米文学に関する書籍、辞典などを出版する、研究社の公式Facebookです。
お問い合わせは、小社HPの以下「お問い合わせフォーム」からお願い申し上げます。
https://kenkyusha.co.jp/contact/

研究社Webマガジンの更新情報、新刊案内などを中心にお届けします。読者の皆様とのコミュニケーションを通じて、より質の高い出版活動につなげていきたいと考えています。

【今年の新刊】『おうち英語ゼミ――わが家の早期英語教育を研究者とデザインする』尾島 司郎〔著〕子供の第二言語習得研究を専門とする大学教授の著者が、家庭で行われる「おうち英語」を科学的視点から検討した一冊です。研究データに基づき、これまで可視...
06/08/2026

【今年の新刊】『おうち英語ゼミ――わが家の早期英語教育を研究者とデザインする』尾島 司郎〔著〕
子供の第二言語習得研究を専門とする大学教授の著者が、家庭で行われる「おうち英語」を科学的視点から検討した一冊です。研究データに基づき、これまで可視化されにくかった実態を深く掘り下げて説明します。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10153975.html

著者は第二言語習得研究を専門とし、同時に三児の父でもありますが、著者自身は子どもにおうち英語を実践しておりません。そのため本書は特定の方法論を推奨するものではなく、第三者の立場からデータと理論に基づいて現象を客観的に捉える姿勢を貫き、家庭での英語学習を多角的に考察しております。

第二言語習得は言語学・認知科学・脳科学等が関係する複合的な研究領域です。その中でも主要テーマの一つである「学習者の年齢」に焦点を当てつつ実践と研究成果の接点を第三者の視点で説明します。おうち英語のデータには第二言語習得の理論に沿っている部分も多い反面、未解明の課題も存在します。

本書は、既存の研究成果を紹介しつつ、読者と共に考えるべき論点を提示する構成となっております。
本書はノウハウ本ではありません。教育方針を検討する際に、科学的知見を踏まえて判断したいと考える読者に向け、研究に基づく情報をわかりやすく整理しています。

対象読者は、保護者にとどまりません。学生・大学院生、学校教員、他分野の研究者など、子供の言語発達に関心を持つ幅広い層に向けて第二言語習得研究の魅力と意義を伝える内容です。

タイトルに「ゼミ」と冠したのは、大学のゼミのように「共に考える場」を意図したためです。おうち英語は、まだ新しい社会現象であり、研究者と読者が、双方向的に学び合うことを目指しています。

第1部では、おうち英語の実態を紹介し、特に高度な英語力を獲得した子供の学習経験を分析します。

第2部では、効果的な学習環境作りに関する研究知見を整理します。また、動画視聴の学習効果についても深堀りしていきます。

第3部では、子供の英語習得に見られる発達パターンや、「臨界期」「バイリンガル・アドバンテージ」などの概念を解説します。

第4部では、おうち英語に伴うリスクを多面的に検討し、最後にAIとの関わり方について論じます。

本書は、研究データをもとに体系的に理解を深められるよう構成されており、章ごとに独立しているため、関心のあるテーマから読み始められます。
ただし、特定の一つのデータや主張のみを切り取り、「科学的に正しい方法」「絶対的な結論」とすることにはご注意ください。本書の内容を紹介される場合にも文脈を無視した単純化や、断定的な表現は避けていただけますと幸いです。

本書は実践者の方々、研究参加者、研究室メンバー、編集者など、多くの協力によって成立しました。
おうち英語を科学的に理解したい方、子供の言語習得に関心を持つ方に、ぜひお読みいただきたい一冊です。

【今年の新刊】『シリーズ言語資源学 日常会話コーパスの設計・構築・利活用』小木曽智信・山崎誠〔監〕小磯花絵〔編〕国立国語研究所の「日本語日常会話コーパス(CEJC)」構築経験に基づき、日常会話を対象とするコーパスの設計・収録・注釈付与・利活...
04/08/2026

【今年の新刊】『シリーズ言語資源学 日常会話コーパスの設計・構築・利活用』小木曽智信・山崎誠〔監〕小磯花絵〔編〕
国立国語研究所の「日本語日常会話コーパス(CEJC)」構築経験に基づき、日常会話を対象とするコーパスの設計・収録・注釈付与・利活用に至るまでの過程や方法を事例を交えて解説します。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10154112.html

以下、「刊行にあたって」「はじめに」を要約いたします。
日本語研究は従来より言語資料を用いた実証的研究と親和性を持ち、1950年代以降、定量的手法を取り入れながら発展してきました。21世紀に入り、コーパスや解析ツール、統計環境の整備が進む中で、研究の出発点となる「データそのもの」や、「構築法」の重要性があらためて認識されるようになっています。
こうした時代背景のもとで成立した学問領域が「言語資源学」です。

言語資源学は、
・言語研究に用いるデータやツールのあり方
・それらを構築するための方法論
・構築された資源を用いた言語研究
を包括的に対象とする学問分野として位置づけられます。

「シリーズ言語資源学」は、コーパスの設計・構築・利活用、語彙資源の構築、方言文法記述の方法論などを扱い、現代日本における言語資源の全体像を示すことを目的としたシリーズです。

本シリーズは、国立国語研究所が第4期中期計画期間(2022–2027年度)ミッションに掲げる、「開かれた言語資源による日本語の実証的・応用的研究」という総合テーマのもとで進められている、共同研究プロジェクトの成果の一端をまとめたものでもあります。

本書が扱う「日本語日常会話コーパス(CEJC)」は、多様な場面における多様な話者による日常会話を音声・動画および複数の注釈情報と共にバランスよく収録・公開する点に特徴があります。

日常会話コーパスの構築にあたっては、どのような設計方針のもとで会話を収録するか、動画を含めて公開する際にどのような法的・倫理的課題が生じるかなど、準備段階から多くの検討事項に直面しました。
また、日常会話を文字化し、各種アノテーションを施すためには、書き言葉や講演音声とは異なる性質を持つ日常会話の特性を踏まえ、基準を慎重に設定する必要がありました。
本書はこうした構築過程で得られた知見を整理し、共有することを目的としております。

本書前半(第1~第4章)ではCEJCの設計思想と構築プロセスを中心に、会話コーパスの設計と構築の全体像を解説。新たに会話コーパスやマルチモーダル言語資源の構築を目指す研究者も参考となる内容を含んでいます。

後半(第5~第8章)では、CEJCを実際に利用するための方法を具体的に紹介しております。
検索ツール「中納言」をはじめ、 動画・音声を扱うELAN、 音声分析ツールPraat、 複数の注釈情報を統合的に扱うCEJC-RDBなど、 研究目的に応じた利活用の選択肢を提示しています。

本書は、大学学部生・大学院生、日本語教育・国語教育に携わる方々、言語資源やコーパスについて体系的に学びたい方を主な読者として想定しています。あわせて、研究者の方々にとっての学び直しの機会となることも意図されております。
日常会話コーパスの設計・構築・利活用に関する知見を、一冊にまとめて提示する本書が、会話研究の発展および新たな言語資源の創出に向けた一助となれば幸いです。

前述の本に続き、併せてお薦めしたいのが、ホームズの原典を題材にしたこちらの上級英文解釈書です。『英文解体新書2――シャーロック・ホームズから始める英文解釈』北村一真〔著〕https://www.kenkyusha.co.jp/book/b1...
08/07/2026

前述の本に続き、併せてお薦めしたいのが、ホームズの原典を題材にしたこちらの上級英文解釈書です。

『英文解体新書2――シャーロック・ホームズから始める英文解釈』北村一真〔著〕
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10091402.html

コナン・ドイルの英語は、学校や受験で培った知識を総動員し、真の英文解釈力を鍛え上げる上で最高の教材となります。さらに本書では、ドイルの英語を起点に、ポーやスティーヴンソン、H.G.ウェルズといった、近代後期の英米文学を彩る名作の英語へと、視野を広げて挑戦することができます。

大学院受験レベルの高度な英文解釈に挑みたい方はもちろん、「近代後期の英語の文章をしっかり読み解いてみたい」という一般の読者の皆様の知的探求心にも応える一冊です。

名探偵の言葉を、今度はご自身の力で精密に味わってみませんか。
日本を代表するシャーロッキアンであり、翻訳家の日暮雅通先生による推薦帯にもぜひご注目ください。

昨日7月7日は、シャーロック・ホームズの生みの親である作家アーサー・コナン・ドイルの命日(1859年5月22日-1930年7月7日)でした。彼が遺したホームズ全60作品の中には、現代の私たちが読んでもハッとさせられる、人間味溢れる名せりふが...
08/07/2026

昨日7月7日は、シャーロック・ホームズの生みの親である作家アーサー・コナン・ドイルの命日(1859年5月22日-1930年7月7日)でした。
彼が遺したホームズ全60作品の中には、現代の私たちが読んでもハッとさせられる、人間味溢れる名せりふが数多くあります。今回はコナン・ドイルを偲びつつ、そんな名言から作品の魅力を紐解く一冊をご紹介します。

『シャーロック・ホームズからの言葉――名せりふで読むホームズ全作品』 諸兄邦香〔著〕
https://kenkyusha.co.jp/book/b10091644.html

本書は、斜陽化する大英帝国の慢性的な不景気や拡大する貧富の差を背景に、作家ドイルが作品に込めた「生きる知恵と勇気」、そして「他者への寛容や博愛の精神」を丁寧に読み解く一冊です。

「人は誰もが小さな不滅の火花を自分の内に秘めている」
「自分の失敗を語るのに躊躇はしない」
「学校は灯台だ、未来を照らす灯し火だ」

作中で語られる言葉は、決して超然とした探偵の冷徹なロジックだけではありません。確たる将来が見えない「自信喪失の時代」だったからこそ、ホームズの言葉は当時の、そして現代の読者の心を震わせます。

「忍耐力のある者が存在すること、それ自体が、忍耐力のない世の中において、なにより貴重な教訓となる」

今の私たちにそっと寄り添い、前を向く力をくれるホームズの言葉たち。
事件解決の爽快さだけでなく、人間ホームズの深い魅力に出会える一冊です。
現代も輝きを失わない、名探偵の言葉をぜひ本書で味わってみてください。

昨日は、東京大学名誉教授で英文学者、朱牟田夏雄先生の生誕120年でした。ちょうど小社では、朱牟田先生の著書『英文をいかに読むか〈新装復刊〉』の第4刷が出来上がりました。本書は1959年に文建書房より刊行された同名書籍を新装復刊したもので、モ...
30/06/2026

昨日は、東京大学名誉教授で英文学者、朱牟田夏雄先生の生誕120年でした。
ちょうど小社では、朱牟田先生の著書『英文をいかに読むか〈新装復刊〉』の第4刷が出来上がりました。
本書は1959年に文建書房より刊行された同名書籍を新装復刊したもので、モーム、グリーン、オーウェル、トインビー、ハクスリー、ラッセルなど、珠玉のイギリス文芸を素材にした英文解釈の参考書です。定評がありファンも多く、20世紀前半の英国文学・思想を知るアンソロジーとしても高く評価されております。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10091398.html

6月20日は、フランスの言語学者 ダン・スペルベル教授 84歳の誕生日です。小社では『関連性理論 <第2版> 伝達と認知――Relevance : Communication and Cognition』D. スペルベル/D. ウイルソン〔...
19/06/2026

6月20日は、フランスの言語学者 ダン・スペルベル教授 84歳の誕生日です。小社では『関連性理論 <第2版> 伝達と認知――Relevance : Communication and Cognition』D. スペルベル/D. ウイルソン〔著〕内田聖二/中逵俊明/宋 南先/田中圭子〔訳〕を刊行しております。
「関連性」という単一の原則で言語伝達を捉え直した”Relevance:Communication and Cognition”の全訳。原著は出版以来、言語学をはじめ関連諸分野に影響を与えてきました。第2版では、後記で初版の出版以降の関連性理論の主要な発展を概観。定式化、内容の両面を修正するための議論がなされています。
本書の目次等は、下記よりご確認いただけます。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10090786.html

【重版情報】『日本語能力試験N2・N3対策に役立つ!漢字の組み合わせでおぼえる日本語表現学習帳』山口久代・竹沢美樹・崔美貴〔著〕日常生活に即したトピックごとに、各課5つの漢字をピックアップし、筆順・読み方・部首・画数を学び、漢字を使った日常...
16/06/2026

【重版情報】『日本語能力試験N2・N3対策に役立つ!漢字の組み合わせでおぼえる日本語表現学習帳』山口久代・竹沢美樹・崔美貴〔著〕日常生活に即したトピックごとに、各課5つの漢字をピックアップし、筆順・読み方・部首・画数を学び、漢字を使った日常的表現を取り上げます。
「車に乗る=乗車」(※動詞とその対象の組み合わせ)、「勝ちと負け=勝負」、(※反対の意味の漢字の組み合わせ)のように、漢字語彙の“成り立ち”を意識しながら学ぶので、効果的に語彙力をアップさせることができます。練習問題を解きながら、漢字の「読み」と「書き」、「語彙力」をしっかりと身につけられる構成です。各国語訳付き語彙リストは小社HPからダウンロードいただけます。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10090586.html

【昨年末の新刊】『シリーズ言語資源学 学習者コーパスの設計と構築』小木曽智信・山崎 誠[監]/石黒 圭・烏日哲[編著]『日本語学習者縦断作文コーパス(W-CoLeJa)』の設計・開発を主な事例として、学習者を対象とする調査や、その産出データ...
11/06/2026

【昨年末の新刊】『シリーズ言語資源学 学習者コーパスの設計と構築』小木曽智信・山崎 誠[監]/石黒 圭・烏日哲[編著]
『日本語学習者縦断作文コーパス(W-CoLeJa)』の設計・開発を主な事例として、学習者を対象とする調査や、その産出データならではの分析の勘どころを解説します。

第二言語コーパス構築のための準備や調査のノウハウ、公開や利用に関する注意点を盛り込みました。研究だけでなく、学習者コーパスを自ら構築したい方や、日本語・第二言語の教育に役立てたい方のための画期的な一冊です。
※本書は【シリーズ言語資源学】第1回目の配本にあたります。

以下、本シリーズをご紹介いたします。
〈言葉を集め、整理し、解き明かす。実証的言語研究の最前線〉
コーパス、辞書、調査データなどを、いかに「言語資源」として活用し、研究に結び付けるのでしょうか。
国立国語研究所が展開するプロジェクトを中心に、データ構築法や分析法などについて基礎から応用まで解説。さらに言語資源を文化財と捉え、その整備や社会貢献の視点も重視し、これからの言語教育へとつながる新たなアプローチも提示します。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10153918.html

今話題のNHK朝ドラ「風、薫る」にバーンズ先生役で出演されているエマ・ハワードさんは、『イギリス英語発音教本』小川直樹〔著〕で音声ナレーションを担当されています。本書は正統派のイギリス英語発音を身につけられる入門書です。エマさんの音声をお手...
10/06/2026

今話題のNHK朝ドラ「風、薫る」にバーンズ先生役で出演されているエマ・ハワードさんは、『イギリス英語発音教本』小川直樹〔著〕で音声ナレーションを担当されています。
本書は正統派のイギリス英語発音を身につけられる入門書です。エマさんの音声をお手本に、自然で美しいイントネーションが習得できます。
https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10091154.html

住所

Chiyoda-ku, Tokyo

営業時間

月曜日 09:00 - 17:00
火曜日 09:00 - 17:00
水曜日 09:00 - 17:00
木曜日 09:00 - 17:00
金曜日 09:00 - 17:00

電話番号

+81 3-3288-7777

アラート

研究社がニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

ショートカット

共有する

カテゴリー