30/04/2026
【健康講話 2026年5月】眼精疲労の理解とセルフケア ― ドライアイ・VDT症候群・脳疲労のマネジメント
毎日のPC作業で感じる「目の疲れ」は、目だけの問題ではありません。 目は情報の入り口であり、見た情報を処理しているのは脳です。 長時間の画面作業では、脳も大量の視覚情報を処理し続けるため、負担が蓄積しやすくなります。 さらに、長時間の集中状態が続くと、自律神経のバランスも乱れやすくなります。 こうした要因に加え、姿勢や休憩の取り方といった日々の作業習慣も、眼精疲労を大きく左右します。 夕方になると、なんとなく目がかすむ、集中できない、頭が重い――。 その正体は、“目を入り口とした疲労の蓄積”かもしれません。 今回は、眼精疲労を目だけの問題として捉えるのではなく、日々のコンディションとの関わりも含めて見ていきます。 眼精疲労とは何か ― “回復しきれない疲労”という視点 一般的に言われる「疲れ目」は、休憩や睡眠で回復します。 疲れ目の多くは、医学的には調節性眼疲労(ピント調節の疲れ)とドライアイが関係しています。 一方で、眼精疲労は、休んでもすっきり回復せず、 頭痛 肩こり 集中力の低下 倦怠感 といった全身症状を伴うのが特徴です。 これは、単に目の筋肉の問題ではなく、 視覚情報を処理する脳の負担が関わっているためです。 パソコンやスマートフォンを見続ける時間が長いと 目は自然と「近くを凝視し続ける」状態になりがちです。 このとき起きているのは、 ピントを合わせ続ける(毛様体筋の持続的緊張と眼周囲の血流低下) 瞬きの減少による涙の質の低下 といった変化です。 これらが積み重なることで、「回復しきれない疲労」へとつながっていきます。 ドライアイとは何か ― 涙の“質”の問題...
毎日のPC作業で感じる「目の疲れ」は、目だけの問題ではありません。 目は情報の入り口であり、見た情報を処理しているのは脳です。 長時間の画面作業では、脳も大量の視覚情報を処理し続けるため、負担が蓄積しやす.....