Day by Day / 小柳美代子

Day by Day / 小柳美代子 このページは、
対人支援の現場に立つ支援者としての立ち位置を大切にしながら、
日々の実践や気づき、記録を残すための場です。

支援に関する考え方の共有や、
イベント・学びの場のご案内なども行っています。

急がせない、押しつけない支援を軸に、
必要な方に静かに情報が届くことを願っています。

小柳美代子 
★心理職コーディネーター
★心理カウンセラー
★リスキニング&キャリアアドバイザー


活動場所 全国 

所在地 大阪府

出身校: Medical University of South Carolina Department of Psychology

保有資格
★ LCSW(Licensed Clinical Social Worker,
★キャリア・コンサルティング技能士

「人を支える仕事は、資格や技法だけではなく、その人が何を大切にして生きてきたかが表れる仕事だ」ここ数ヶ月、家のことでたくさん悩んできました。手放すのか。残すのか。感情だけでは決められないし、現実だけでも決められない。そんな中で、古くからの友...
29/05/2026

「人を支える仕事は、資格や技法だけではなく、その人が何を大切にして生きてきたかが表れる仕事だ」

ここ数ヶ月、家のことでたくさん悩んできました。

手放すのか。
残すのか。

感情だけでは決められないし、
現実だけでも決められない。

そんな中で、古くからの友人に相談しながら、改めて家の資料を読み返していました。

そこで気づいたのは、

この家は40年前に、
きちんと設計され、
きちんと確認申請を経て、
想いを込めて建てられた家だったということ。

海の近くという決して楽ではない環境の中で、
40年という時間を過ごしながら、
今もなおしっかりと立っている。

その事実に触れた時、
私は少し嬉しくなりました。

そして同時に、
私たちの仕事も同じだなと思いました。

心理支援も、
キャリア支援も、
目先の成果だけを追いかけることはできます。

でも本当に大切なのは、
何十年経っても残る土台をつくること。

相談に来てくださった方が、

「あの時の対話があったから」

そう思い出してくれること。

資格や技法は大切です。

でもそれ以上に、

どんな想いでその仕事をしているのか。

どんな価値観を大切にしているのか。

どんな人生を歩いてきたのか。

それが、支援の土台になるのだと思います。

これから心理やキャリアの世界を目指す人たちにも、

目立つことや、
評価されることだけではなく、

「長く残るものをつくる」

という視点を持ってほしい。

40年経った家の資料を読みながら、

私自身も改めてそんなことを考えました。

誰かの人生に関わる仕事だからこそ、
目先の結果よりも、
長く残る土台を大切にしたい。

そんな仕事を、
これからも続けていきたいと思います。

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「成し遂げたい生活の実現」という言葉について考えている最近、私は「成し遂げたい生活の実現」について、ずっと考えています。対人支援の仕事をしていると、どうしても「誰かを支えること」が中心になります。困っている人の話を聞く。不安を受け止める。安...
26/05/2026

「成し遂げたい生活の実現」という言葉について考えている

最近、私は「成し遂げたい生活の実現」について、ずっと考えています。

対人支援の仕事をしていると、
どうしても「誰かを支えること」が中心になります。

困っている人の話を聞く。
不安を受け止める。
安心できる場所をつくる。
前を向くための整理を一緒にしていく。

そういうことを、長く続けてきました。

でも今、自分自身の生活を振り返ったとき、
理想や理念だけでは進めない現実が、
目の前にたくさんあることを感じています。

家の問題。
仕事。
移動。
時間。
お金。
体力。
そして、大切な人の病気。

「支援者だから大丈夫」
そんなことは、本当は全くありません。

むしろ、
人を支える仕事をしている人ほど、
自分自身の生活を後回しにしてしまうことがあります。

誰かの役に立ちたい。
安心を届けたい。
必要とされる場所にいたい。

その気持ちは本物です。

でも、その一方で、
自分の生活基盤が崩れていけば、
どこかで立ち続けられなくなる。

最近、私は強く思います。

「生活」とは、
ただ生き延びることではない。

安心して眠れること。
少し先の未来を考えられること。
助けを求めてもいいと思えること。
好きなものを好きと言えること。
“いていい”を感じられること。

そういう、
“人として続いていける日常”
そのものなんじゃないか、と。

私は今、
まさにその現実と向き合っています。

綺麗ごとではなく、
理想論だけでもなく、
「続けられる形」を探しています。

だからこそ、
これから作ろうとしている活動や場に、

「支援者も支えられる社会」

というテーマを置いています。

支える側が、
自分の生活を削りながら立ち続ける社会ではなく、

悩む人も、
支える人も、
立ち止まった人も、

「自分として生き続けられる」

そんな土台をつくっていきたい。

今の私は、
決して余裕のある状態ではありません。

でも、
この苦悩の中にいるからこそ、
見えてきたものがあります。

「生活の実現」とは何か。

それは、
誰かの期待ではなく、
自分の呼吸で生きられる毎日を、
少しずつ取り戻していくことなのかもしれません。

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最近、あらためて思うことがあります。人は、余裕がなくなると、「丁寧に終える」ということが難しくなる。関係を切る。距離を取る。遮断する。それは冷たいからではなく、自分を守るために必要なこともあるのだと思います。私自身、これまでは“バッサリ切る...
22/05/2026

最近、あらためて思うことがあります。

人は、
余裕がなくなると、
「丁寧に終える」ということが難しくなる。

関係を切る。
距離を取る。
遮断する。

それは冷たいからではなく、
自分を守るために必要なこともあるのだと思います。

私自身、
これまでは“バッサリ切る”ことでしか
前に進めなかった関係もありました。

でも最近、
少し感覚が変わってきました。

終わったら終わり、ではなく、

・感謝を伝えること
・関係性を整理し直すこと
・次の一歩の準備をすること

そんな時間も、本当は大切なのだと。

そして、それは「余裕」があるからではなく、
“余白”があるから考えられることなのだと思います。

支援職は特に、
気づかないうちに抱え込みます。

誰かのことを優先し続け、
自分の余白を削りながら動いてしまう。

でも、
余白を失うと、
人は「考える」より先に
「防御」しかできなくなる。

だから最近、
支援とは問題解決だけではなく、

“人が、ちゃんと考えられる状態に戻ること”

なのではないかと感じています。

支援者もまた、
余白を失いやすい。

だからこそ、
支援する側にも、
安心して立ち止まれる時間が必要なんだと思います。

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自分を置いていかない支援の仕事をしていると、目の前の人のことを優先するあまり、自分のことを後回しにしてしまうことがあります。相談者のこと。利用者のこと。職場のこと。家族のこと。気づけば、「自分はいま、どう感じているのか」その問いを置き去りに...
13/05/2026

自分を置いていかない

支援の仕事をしていると、
目の前の人のことを優先するあまり、
自分のことを後回しにしてしまうことがあります。

相談者のこと。
利用者のこと。
職場のこと。
家族のこと。

気づけば、
「自分はいま、どう感じているのか」
その問いを置き去りにしたまま、
日々を走り続けていることも少なくありません。

でも、本当に大切なのは、

前に進むことより、
自分を置いていかないこと。

だと思います。

支援者が自分を置いていったまま働き続けると、
どこかで心も身体も追いつかなくなります。

だからこそ、
ほんの少し立ち止まり、
自分の状態を確認する時間が必要なのだと思います。

珈琲を淹れて、
静かに一息つく。

その時間は、
休憩というより、
自分ともう一度合流するための時間なのかもしれません。

「支援者も支えられる社会」をつくりたい。

そんな思いで、
私は対話の場づくりや発信を続けています。

毎週木曜日21時からの『凪ラジオ』では、
こころと仕事のあいだで揺れること、
支援者が抱えやすい迷いや疲れについて、
静かに言葉にしています。

よろしければ、
珈琲を片手に聴いてみてください。

凪ラジオ(StandFM)

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海の見える町で暮らしています。 静かな海を眺めながら、 人のこころと向き合ってきました。 木曜の夜に届けるのは、 家族の中で言えなかった言葉。 「気づいているんだよ」 「きづいてよ」 凪のように、 ただ在る時間....

最近、ある話を聞いて、支援職として色々考えさせられました。人は、強いストレスの中に長くいると、“違和感”を感じる力そのものが弱くなることがあります。「これくらい普通」「面倒になるくらいなら我慢しよう」「自分が悪いのかもしれない」そんなふうに...
08/05/2026

最近、
ある話を聞いて、
支援職として色々考えさせられました。

人は、
強いストレスの中に長くいると、
“違和感”を感じる力そのものが弱くなることがあります。

「これくらい普通」
「面倒になるくらいなら我慢しよう」
「自分が悪いのかもしれない」

そんなふうに、
環境へ適応することで、
なんとか日常を維持していく。

でも、
身体は意外と正直です。

眠れない。
疲れが抜けない。
胃が痛い。
身体がこわばる。
理由のわからない不調が増える。

そして時には、
本人より先に、
周囲が異変に気づくこともある。

支援の現場でも、
「まだ大丈夫です」と話す人ほど、
限界に近いことは少なくありません。

だからこそ、
“問題が起きてから”ではなく、
小さな違和感に気づける環境って、
とても大切なんだと思います。

安心して弱音を吐けること。
「それはしんどかったね」と言ってもらえること。
我慢し続けなくてもいい関係性。

支援って、
特別な技法だけではなく、
そういう土台をつくることでもあるのかもしれません。

そんなことを、
改めて考えた出来事でした。

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靴の中が、すり減っていました。いきなり汚い靴の画像でしつれいします。膝を怪我してからの数ヶ月。思っていた以上に、日々の負荷を積み重ねていたようです。回復というと、どうしても「できるようになること」や「元に戻ること」に目が向きがちですが、実際...
05/05/2026

靴の中が、すり減っていました。

いきなり汚い靴の画像でしつれいします。

膝を怪我してからの数ヶ月。
思っていた以上に、日々の負荷を積み重ねていたようです。

回復というと、
どうしても「できるようになること」や
「元に戻ること」に目が向きがちですが、

実際は、
うまくいかない日も含めて、
小さく負荷をかけ続ける時間の中にあるのだと思います。

これは、支援の現場でもよく感じることです。

目に見える変化はなくても、
本人にしかわからない小さな前進がある。
その積み重ねが、あとから形になっていく。

ただ一方で、
支援する側もまた、同じように日々を積み重ねています。

気づかないうちに負荷を引き受けて、
少しずつすり減っていることもある。

だからこそ、
「整ってから関わる」のではなく、
揺れながら整えていく前提を持てるかどうか。

それが、支援を続けるうえで、とても大切だと感じています。

自分の中の“すり減り”に、
ちゃんと気づけていますか。

それは、無理をしてきた証ではなく、
関わり続けてきた時間の重みなのかもしれません。

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対人支援の仕事は、人の感情の中で働く仕事です。話を聞き、関係をつなぎ、相手の背景を理解しようとする。とても大切な姿勢です。でもその分、気づかないうちに関係の重さを抱え続けてしまうことがあります。50代になると、その感覚が少しずつはっきりして...
06/04/2026

対人支援の仕事は、
人の感情の中で働く仕事です。
話を聞き、
関係をつなぎ、
相手の背景を理解しようとする。
とても大切な姿勢です。
でもその分、
気づかないうちに
関係の重さを抱え続けてしまう
ことがあります。
50代になると、
その感覚が少しずつはっきりしてきます。
これまで当たり前に続けてきた関わり方が、
ふとした瞬間に
重く感じることがある。
それは、
支援する力が弱くなったわけではなく、
自分の中の基準が変わってきたサイン
なのかもしれません。
だからこそこの時期は、
「何を残して、何を見直すのか」
人間関係の棚卸しが
必要になることがあります。
すべてを抱え続けなくてもいい。
距離を少し変える。
関わり方を整える。
それは関係を壊すことではなく、
関係を続けるための調整
なのだと思います。
対人支援者もまた、
自分の関係を整えていい。
そんなことを、
最近よく考えています。

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昨日、大切な人に会いに行きました。膵臓癌で入院しています。5年前、私を唄の世界へ導き、今の師匠につないでくれた人です。東北の大会にも一緒に行き、盆暮れには家に招いてくれて、身内のように接してくれました。会いに行こうと思えば行ける距離なのに、...
02/04/2026

昨日、大切な人に会いに行きました。

膵臓癌で入院しています。

5年前、私を唄の世界へ導き、
今の師匠につないでくれた人です。

東北の大会にも一緒に行き、
盆暮れには家に招いてくれて、
身内のように接してくれました。

会いに行こうと思えば行ける距離なのに、
私はしばらく行けませんでした。

「気を遣わせるかもしれない」
「時間がないかもしれない」

そんな理由を並べていましたが、
本当は違います。

怖かったのです。

いなくなってしまうのかもしれない。

そんなことを感じてしまう自分が
ただただ怖かった。

でも昨日、やっと会えました。

痛みはあるみたいだけれど、
思ったより元気でした。

そして何より、
そんな言葉が失礼に思えるほど
彼女は変わらずそこにいてくれました。

支援の仕事をしていると、
つい「支える側」でいようとしてしまいます。

でも、私たちも
誰かに支えられて生きている。

そんな当たり前のことを
あらためて感じた時間でした。

昨日はひどい雨でしたが、
今朝はすっかり晴れています。

ただ、会えたことに感謝しています。

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近況を少し。怪我をして、自分の体力や、できることへの自信を失いました。「どうにかしなきゃ」と思いながら、どうしていいかわからない。そんな時間を過ごしていました。そんな状態が2年ほど続きました。最初の頃、私はコーチもつけました。「私が困ったよ...
27/03/2026

近況を少し。

怪我をして、自分の体力や、できることへの自信を失いました。
「どうにかしなきゃ」と思いながら、どうしていいかわからない。

そんな時間を過ごしていました。

そんな状態が2年ほど続きました。

最初の頃、私は
コーチもつけました。

「私が困ったように、支援者にも悩みや困りごとがあるはず」
そう思って、支援者を支える法人を立ち上げようと考えていたからです。

でも。

アイデアもある。
道筋もある。
コーチまでつけている。

それでも
1年以上、まったく動けませんでした。

年齢のこと。
家族のこと。
体のこと。

頭ではわかっているのに、体が前に進まない。
そんな時間でした。

そして2度目の骨折。

病院のベッドで
「もう前のようには動けなくなるんじゃないか」
そんな不安を毎晩感じていました。

そんな中で生まれたのが
“ふにゃえな” です。

凪の海にいるような気持ちにさせてくれる存在。

そのとき、ふっと思いました。

今年、私は60になります。
人生はもう後半。

それなら
やりたいこと、やらなきゃね。

そう思い、思いついたことに片っ端から手をつけています。

インスタ
ラジオ
TikTok
あんのんカフェ
つりっこ
そしてLinkedInの記事。

動き出すと不思議なもので、
手放すものもありますが、
新しいご縁や支援、
そして次につながるアイデアも
少しずつ集まってきました。

そして今
+こころプロジェクト を
ご縁のある方々と4月から少しずつ動かそうとしています。

またここでもお知らせしますね。

ひとつひとつ。
一歩一歩。

人には
やりたいのに動けない時間があります。

でも、それも
次の一歩のための時間なのかもしれません。

もしよかったら
みなさんにもそんな時間ありましたか。

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引き受けすぎてしまう人の話会社が潰れるかもしれない、という話を聞いた朝でした。原因は、ひとつではありません。部品が調達できなかったことも、そのひとつ。それ自体は、どの会社にも起こりうることだと思います。でも、その後のやり取りを聞いていて、少...
24/03/2026

引き受けすぎてしまう人の話

会社が潰れるかもしれない、という話を聞いた朝でした。

原因は、ひとつではありません。
部品が調達できなかったことも、そのひとつ。

それ自体は、どの会社にも起こりうることだと思います。

でも、その後のやり取りを聞いていて、
少しだけ違和感が残りました。

「自分は悪くない」

そう言われたとき、
場の空気が止まります。

そしてそのあと、
静かに何かを引き受ける人が出てくる。

会社をなんとかしたい人。
現場を止めたくない人。
人に迷惑をかけたくない人。

そういう人が、
少しずつ本来の役割以上のものを抱えていきます。

これは、支援の現場でも
よく見かける光景です。

誰かが困っているとき、
「それはあなたの責任ではない」と線を引くことは、
とても難しい。

支援する側の人ほど、
「もう少しだけ頑張ればなんとかなるかもしれない」と
思ってしまうからです。

でも、本来見直すべきなのは
個人ではなく仕組みのほうだったりします。

・問題が起きたときの判断の流れ
・責任の範囲
・リスクへの備え

そういった構造が整っていない場所では、
“引き受ける人”に負担が集まっていきます。

誠実な人ほど、疲れてしまう。

これは、
会社の現場でも
支援の現場でも
同じように起きていることのように思います。

誠実さとは、
すべてを引き受けることではないのかもしれません。

距離を取ること。
離れる選択をすること。

それもまた、
自分を守るための大切な判断です。

支援する側の人が、
自分まで壊れてしまわないように。

支援者も、支えられていい。

そんな当たり前を、社会の中に少しずつ増やしていきたい。
そんなことを考えた朝でした。

住所

Hannan-shi, Osaka
5990235

アラート

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