05/07/2026
字」…言葉が見せる、目に見えないものごと
私たちは毎日「字」を目にしているのに、その価値を意識することはあまりありません。
言葉は便利だけど、全てを言い表すのは難しい。
うまく伝わらず、勘違いが生まれることもある。「百聞は一見にしかず」というように、体験して初めてわかることもたくさんあります。
そんな中、最近気になったのが「正」という字。
「正」は城壁に囲まれた都市(囗・一)+足あと(止)からできた字で、もともとは城壁に向かって進む戦争の様子を表していたようです。
そこから「まっすぐ進む」→「中心的な(正式・正統)」という意味に発展していきました。
つまり「正しい」とは、誰かが決めた一つの基準に向かって進むこと。
多くのことが同時に起きている中で、それを一つの中心にまとめる=他を切り捨てるということでもあります。
そう考えると「正しい」がすべてではなく、「正解」以外にも答えはたくさんある、と感覚的に腑に落ちます。
腑に落ちない言葉に出会ったら、その字の成り立ちを調べてみる…そこにヒントが隠れているかもしれません。
字には歴史や文化が織り込まれ、成り立っています。
一つ一つを理解して大切に使えるようになりたいものです。
https://note.com/sanga1shizuku/n/n8b04d755cfa4
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