地理情報システムgeoai分科会

地理情報システムgeoai分科会 GISはGeographic Information SystemからGeographic Intelligent Systemへ変貌しています。それに関する情報を地理情報システム学会から発信します。

お待たせしました。GIS-理論と応用のGeoAI主題特集が刊行されました。特集の解説はこちら:・中谷 友樹, 厳 網林, 企画特集号の発刊によせて, GIS-理論と応用, 2025, 33 巻, 3 号, p. i-iii, 公開日 202...
26/12/2025

お待たせしました。GIS-理論と応用のGeoAI主題特集が刊行されました。

特集の解説はこちら:
・中谷 友樹, 厳 網林, 企画特集号の発刊によせて, GIS-理論と応用, 2025, 33 巻, 3 号, p. i-iii, 公開日 2025/12/24, Online ISSN 2185-5633, Print ISSN 1340-5381, https://doi.org/10.5638/thagis.33.i, https://www.jstage.jst.go.jp/article/thagis/33/3/33_i/_article/-char/ja

企画特集号は、特定のテーマを扱う「主題特集記事」と、本学会企画委員会からの依頼に基づく「企画特集記事」とで構成されます。
本号の主題特集「GeoAI: AI時代のGISフロンティア」は、本学会GeoAI分科会(代表:厳 網林)による活動成果を集約したものです。人工知能技術の急速な進展は、地理情報科学においても新たな研究領域「GeoAI」を切り拓き、既に多くのデータ分析や実務的情報処理に応用されています。同時に、人工知能技術そのものの発展においても、地理情報科学が重要な役割を果たすことが期待されています。深層学習によるリモートセンシング解析、自然言語処理を応用した地理空間情報抽出、大規模データを対象とする空間統計やシミュレーションなど、その応用範囲は極めて広範です。本特集では、こうした技術的進展を多角的に紹介するとともに、基盤情報の整備状況やデータ流通の課題、実務応用の可能性について包括的に解説しています。

日本語によるGeoAIの初めてのレビュー論文はこちら:
中谷 友樹, 厳 網林, 企画特集号の発刊によせて, GIS-理論と応用, 2025, 33 巻, 3 号, p. i-iii, 公開日 2025/12/24, Online ISSN 2185-5633, Print ISSN 1340-5381, https://doi.org/10.5638/thagis.33.i, https://www.jstage.jst.go.jp/article/thagis/33/3/33_i/_article/-char/ja

12月12日のGeoAIセミナーの報告2025年12月12日の午後に、GIS学会GeoAI分科会とGITA-JAPANの共催により、GeoAI Seminar 2025 Winter「GeoAIの方法とまちづくり実践」を開催しました。本セミ...
21/12/2025

12月12日のGeoAIセミナーの報告

2025年12月12日の午後に、GIS学会GeoAI分科会とGITA-JAPANの共催により、GeoAI Seminar 2025 Winter「GeoAIの方法とまちづくり実践」を開催しました。本セミナーは、GIS学会誌『GIS―理論と応用』Vol.33(3) におけるGeoAI主題特集の刊行に合わせて企画されたもので、学会内外から約30名が参加しました。
セミナーに先立ち、GeoAI分科会が取り組んでいる「デジタルエリアデザイン in 大井町」に関する街歩きイベントを実施しました。参加者はスマートフォンを用いて、まちの歩きやすさや歩く楽しさを主観的に調査する方法を体験しました。調査結果はクラウド上に蓄積され、その後の振り返りセッションにおいてリアルタイムに可視化され、議論の素材として活用されました。
GeoAIセミナー本編では、これらのデータを踏まえ、GeoAI分科会が開発したChatGPTベースの生成系GeoAIツール「Mapbotica」(大場章弘氏・中央大学研究開発機構)を体験しました。60分という限られた時間の中で、初歩的な空間検索から高度な重ね合わせを含むジオプロンプトまで、Mapboticaが円滑に対応し、納得感のある結果を返すことを参加者が体験しました。その背後にある仕組みについては、後のパネルディスカッションにおいて大場氏より報告がありました。
続いて、金森貴洋氏(株式会社パスコ)から、空間情報サイクルの観点から見たGeoAIの技術トレンドと、住民参加型まちづくりにおいてGeoAIが果たす役割と今後の展開可能性について解説がありました。また、中山俊氏(専修大学ネットワーク情報学部)からは、GeoAIにおけるジオビッグデータの現状と課題、およびトランスフォーマーを用いた解析事例が報告されました。さらに、春日裕信氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)より、3D都市プラットフォームに高さ情報をエンコーディングする手法の解説とシステムデモが行われました。
最後に、厳網林より主題特集の筆頭論文を紹介しつつ、本セミナーの位置づけを総括しました。GeoAIは、G空間情報を時空間知能へと進化させ、次世代GISを切り拓く新たな分野へと成長する可能性を有しています。GeoAI分科会では、情報収集、技術交流、プロジェクト実践を継続的に推進しており、今後も多くの方々に分科会の活動に参加いただき、共に学び、共に成長していくことを呼びかけました。

【GeoAIセミナーの案内】2025年12月12日、下記通り、GeoAIセミナーを開きます。「GIS学会ー理論と応用」のGeoAI主題特集の解説とGeoAIツールMapboticaの体験を行います。ご関心のある方はぜひご参加ください。日時:...
03/12/2025

【GeoAIセミナーの案内】

2025年12月12日、下記通り、GeoAIセミナーを開きます。「GIS学会ー理論と応用」のGeoAI主題特集の解説とGeoAIツールMapboticaの体験を行います。ご関心のある方はぜひご参加ください。
日時:2025年12月12日15:30ー17:45
企画:地理情報システム学会GeoAI分科会
共催:GITA-JAPAN/測量CPD対応
会場:品川区東大井5-11-2 K-11/7階
(URL: https://oimachi-keio.com/about/)
費用:参加無料。先着40名。現地のみ
(→事前申し込み
https://forms.gle/kTVnvVXkH9yUVZ3m7

「GeoAIの最前線」セッション報告地理情報システム学会は富山大学にて2025年11月1日から2日間にわたって年次学術大会を開催しました。11月1日9:00〜12:40、B会場にて企画セッション「GeoAIの最前線」を開催し、52名の参加者...
30/11/2025

「GeoAIの最前線」セッション報告

地理情報システム学会は富山大学にて2025年11月1日から2日間にわたって年次学術大会を開催しました。11月1日9:00〜12:40、B会場にて企画セッション「GeoAIの最前線」を開催し、52名の参加者を迎えました。本セッションは、『GIS―理論と応用』主題特集「GeoAI―AI時代のGISフロンティア」の刊行に合わせ、GeoAI分科会の取組を報告し体験いただく趣旨で企画したものです。構成は、前半をパネルディスカッション、後半をハンズオンとしました。
前半のパネルディスカッションでは、まず厳網林より国内外におけるGeoAIの最新動向について報告しました。続いて、片山耕治からはGeoAIにおけるGISとBIMの融合について、金森貴洋からは空間情報リサイクルにおけるAI技術体系について、金京淑からはGeoAI標準化の取り組みについて、大場章弘からはGeoAIプロンプトエンジニアリングの理論と実践について、それぞれ話題提供をいただきました。
後半のハンズオンでは、本分科会が独自に開発してきたGeoAIツール「Mapbotica」を実演し、大規模言語モデル(LLM)を活用したGeoAIの可能性を参加者に実際に体験していただきました。題材としては、分科会の実験プロジェクトの一つである品川区大井町エリアのウォーカビリティを取り上げました。まちづくりワークショップで収集した街路のウォーカビリティデータを用い、Mapboticaのプロンプトに対して、空間バッファ機能を含む多様な質問を投げかけ、属性検索と空間検索を組み合わせた結果を導き出す演習を行いました。
セッション開始当初はエラーが続出し、想定どおりには進みませんでしたが、それがClaude/APIの使用制限ではないかと、会場全体で原因を議論しました。そこでその場で400ドル分を追加購入したところ、50人規模の同時利用でも問題なくスムーズに動作しました。
演習ではまず、司会が用意した質問をコピー&ペーストして基本操作を練習しましたが、次第に参加者もプロンプト対話に慣れ、各自で質問をカスタマイズしながら、得られる結果を楽しんでいました。従来であればGISの熟練者が数十の手順を踏んでようやく実行できる処理が一瞬で完了し、コーディングも一切不要である点に驚きの声が上がりました。90分の演習は余裕をもって完遂し、GeoAIの可能性を強く実感できる時間となりました。
最後に、前半の話題提供も踏まえて全員で振り返りを行い、GeoAIの理論、技術、実務に関する多面的な議論を深めました。長丁場のセッションではありましたが、内容は非常に充実しており、参加者の皆様から高い評価をいただきました。

住所

〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋 1-1-1 パレスサイドビル
Kawasaki-shi, Kanagawa
213-0001

電話番号

+81362674550

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