12/12/2021
個人が感じる結婚への不安と必要性
前回、複雑な問題が絡み合っているといいましたが、個人で考える結婚と結婚に対する社会の影響はかなり複雑で理解できていない人も多いのではないかと思っています。
ここではまず、「個人が感じる結婚への不安や必要性」について考えてみたいと思います。
前回は結婚する事のメリットを考えてみましたが、逆に不安に思っていたり、デメリットではないかと考えていることは一般的に何なのでしょうか。
1.結婚しないで二人で暮らしている(子供を授かる想いは両者にない)人達は、婚姻届を出すことは束縛でしかない=必要性を感じない。
これは現実に私が知人に言われたことでもあります。
『特に子供を授かる気が無いので、お互い自由に暮らせればいいと思っており、敢えて言えば、一緒に暮らしているだけで、何かあれば事実婚的な扱いを国は行ってくれる。
二人がリタイアした後の計画もしっかりしておけば、結婚するという束縛は必要ないと思う。』
なかなかシュールな考え方ですが、確かに正しい事は認めます。
・お互いが一人暮らしでも充分裕福な生活していける財力がある
・男女の交流は常に重要でお互い干渉したくない
・自分に何かあった場合でも相手に負担を掛けたくない
・自分の老後は自分で考えておく
・子供を育てる気は無い
こういった考えを持ち、一人でも寂しくはないが、二人でいる利点は活用したい。
といった人であれば、確かに結婚の必要性は感じないのかもしれません。
但し、ここには心が通っていない気がするのは私だけでしょうか。
一般的にいうロボットのように感情を持たずに坦々と欲求だけを満たせば充実した生活であると考えられるのであればそうなのかもしれませんが、感情と不安を解消するのに人の温もりが欲しくなるのは必然のようにも感じます。
若い頃(仕事も充実していると感じている頃)はこういった考えが生まれるのかもしれませんが。。。
人を好きになり、相手に嫉妬をし気持ちを確かめる、一人よりも二人の方が喜びは2倍・悲しみは半分、こういった気持ちの問題が結婚には絡んでくるため、一つの基準として結婚という制度があるのだと考えます。
つまり
・お金持ち
・自由が全て
・子供はいらない
これが一生お互いに続くのであれば、結婚せずに、二人で暮らしても一人で暮らしてもいいのかもしれません。
結婚した二人に対する保障的な問題は次の方が大きく絡む為、ここでは省略します。
2.二人分の生活費は稼げない、ましてや子供一人育てるのに2,000万円、老後は2,000万円の貯蓄が必要、結婚できる気がしない。
これも多く見られる結婚しない(できない)理由なのかもしれません。
但し、これに関しては実際の結婚生活を送っていない人が、その時点(一人の状態)を基準に考えているからではないかと思います。
つまり
独身で生活している人で、自炊せず外食メイン、家賃はそれなり、若いため遊びに費用がかかっている、という生活の中で考えていないでしょうか。
子供ができたら、老後の資金を今の状態で算出したり、二人だけの収入で考えていないでしょうか。
もちろん、今がどのような状態かというのも重要な要素であるかもしれませんが、実際に結婚して子供を育てている環境を考えると、独身の時に考えていた環境とはちょっと違う気がします。
二人で生活すると言うことは
・二人とも働いていれば収入はトータルで上がる
・家賃は実質半分負担で済む
・食事を家でするようにすれば節約も可能
(どちらかが家庭に入れば支出の削減は一目瞭然)
・子供に対する支出の2,000万円は二人の生活費とかぶる部分も大きい
(学業面での支出を抑えることでだいぶ変わる)
・扶養家族、健康保険支払い、年金支払い、所得税、遺族年金、子ども手当・・・
こういった支払いの援助や保障が様々な形で会社や国から支払われてくるのも現実です
こういったことを全く知らずに、自分の収入と将来の昇給の可能性だけを今の状態だけで考えてしまうと不安しかないのかもしれませんが、現実は結婚によるメリットも充分存在しています。
もちろん、それに頼っただけの未来を描くことは危険ですが、色々な事を理解した上で計画性をより充実させれば結婚による明るい未来があることや、家族で過ごすことの喜びが自分に与えてくれる活力の大きさを考えると、「結婚」は推奨されるべきだと考えます。
現代は情報を自由に収集できる世の中である事は間違いないのですが、先代から引き継がれるべき情報が少なくなり、自然と身につくはずだった知識を自分自身で気付いて検索しなければならないという不具合も出てきているように思います。
今の自分の知識だけで判断することは非常に危険です。
結婚については、カサールもそうですが、結婚についての相談が気軽に行える場所で情報収集をする事をお勧めします。
もちろん
情報を充分に得た後で、自分で最終的責任まで取る自信がある、自身の意志で決定したいという人に強制するものではありません。
何度も述べているように、「結婚は強制するものではなく、推奨するもの」と考えています。
次回は
自分が考える事ではなく、世の中が与えてくる情報はどのようなものがあって、実施はどうなのか、そんな事についてお話ししていきたいと思います。
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