26/05/2023
【萩乃露「雨垂れ石を穿つ」誕生から十年。限定商品「雨垂れ石を穿つ 十年の結実」発売】
もうそんなに経ったのか。十年って短いなというのが率直な感想です。
そう思いながら今の雨垂れを飲むと、初年度との香りや味の違いに、今度はブラッシュアップの積み重ねと十年の長さを感じます。
十年を向かえ、節目に何か出来ないかと醸造元の福井社長と考えました。
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雨垂れが台風による洪水被害をきっかけに雨垂れが誕生したことをご存知の方は多いのですが、実はあの年に起きたことはそれだけではありません。
地元産「山田錦」の開発に携わっておられた農家さんが亡くなられ、しかもその最後の山田錦は事故で消失。洪水被害はそれから1ヶ月後の出来事でした。
地域に壊滅的なダメージをあたえた洪水被害からは、地域の農家さんの夜通しの努力のおかげで奇跡的に酒米が救われ、それが後に雨垂れとなります。
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あの時に途絶えた地元産の山田錦も、十年の間に開発を再開。ようやく地元産山田錦だけで雨垂れを仕込めるだけの収量に増えました。
「十年の結実」というお酒は、蔵元が十年前に夢見た高島市産山田錦100%使用の雨垂れなのです。
高島市産の山田錦は非常に柔らかい味わい。山田錦の奥深さと、水の少ない十水仕込の凝縮感が相まって、非常に美味しいお酒になりましたよ。
数量限定商品です。お求めの際はお早めにどうぞ。
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萩乃露のHPに雨垂れの十年の軌跡を記してあります。十年分なのでかなりの長文です。(ここまでもかなり長いですが)
目次を載せておきますので、ご興味を持っていただきましたら、コメント欄のリンクから読んでみてください。
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<目次>
『1.はじめに』
商品名「雨垂れ石を穿つ」とラベルデザインの「!」。「雨垂れ石を穿つ」10年にあたって。
『2.「雨垂れ石を穿つ」誕生』
a.まぼろし
最後の「山田錦」が突然の消滅
b.奇跡
地元を襲った台風の洪水被害と「吟吹雪」奇跡の収穫
c.挑戦
江戸時代の醸造手法が生んだ鮮烈な美味しさ。そして地域への感謝
『3.コロナ禍だからこそ』
a.酒蔵は何をすべきか
大打撃を受ける日本酒業界と飲食業界
b.日本酒が持つ力
日本酒を飲むこと、流通することが、つなげる力、つながる力になる
c.クラウドファンディング・プロジェクト「またみんなで笑いたい」
日本酒流通のしくみを活かした酒販店・飲食店支店の取り組み
d.コロナが教えてくれたこと
日本酒のつながり、よろこびは広がる
『4.創業300周年への思い』
a.コロナ禍の270周年
「継続する」意思、続けると強く決意する
b.「/300(パー・スリーハンドレッド)」
30年かけて醸す日本酒プロジェクト
『5.伝統と革新』
a.進化する酒米栽培
酒米の栽培は地域での酒蔵の担い
b.進化する「雨垂れ石を穿つ」
10年で結実したこと、これからの「雨垂れ石を穿つ」