13/05/2026
連休明けから、自動車部品製造業12社で構成される協働組合ウイングバレイ(総社市)60周年記念誌の企業取材が始まっています。
新興工業株式会社を訪問した際には、完成したばかりのイノベーションセンターを案内していただきました。
工場の上階に広がっていたのは、いわゆる「無機質なオフィス」ではなく、明るい色の床材や天井、住宅の居間のような家具、カフェやコミュニティスペースなど、働く人が自然体で過ごせる空間。
印象的だったのは、それらが“福利厚生”的に置かれているのではなく、「ここで働く人たちが、幸せを感じながら仕事に向き合えるように」という思想で、一つひとつ選ばれていたことでした。
空間には、経営者の価値観が出る。
どんな椅子を置くか。
どこに人が集まれるようにするか。
どこに光を入れるか。
そういう細部に、その会社が「人」をどう見ているかが表れるのだと思います。
帰り際、「どうぞ乗ってみて」と社長に促され、特別展示されているレーシングカーのコックピットへ。
人生初の“乗車体験”。
取材なのに、最後は完全に少年みたいな顔になっていました。