01/09/2026
乗馬が下手でも、馬は癒せる。
私のすべては、人差し指一本から始まった。
「🐴この仔たちのために、私にできることなんてあるの?」
23年前。
目の前にいる疲れ切った会有馬たちを見ながら、私はそう思っていた。
きっかけは、体験乗馬で恋に落ち一頭の馬。
「この仔にまた会いたい!」
その一心で乗馬クラブに入会した。
ところが、その矢先に私は半身麻痺になり、乗馬どころじゃなくなった。
奇跡的に歩けるようになった。
どうしても愛馬に会いたくて、クラブ通いを再開した。
当然、騎乗は諦めた。
でも、乗らなくなったからこそ見えてきたものがあった。
疲れすぎてる会有馬たち🥲
身体が痛そう。
背中もパンパン。
「うちの馬はみんな背中凝ってますからねー」
スタッフが平気な顔で言う。
私はその言葉を聞いて、
「どうして、かわいそうって思わないんだろう?って思った。
凝ってるなら、
ほぐしてあげたらいいじゃない!
でも当時の私は、片手しか使えなかった。
目の前にいるのは、私より何倍も大きな馬。
片手で私に何ができるんだろう?
見ただけでも、背中がカチカチなのがわかる。
こんなになって働いているなんて…かわいそうに😭
私は、パンパンに張った背中を、自由が効く方の手の指先で、そっとさすってみた。
すると、その仔はパチッと目を開けて、私の目をジーーッと見た。
その瞬間、馬の意志のようなものが、私の感覚に入ってきた。
「そこして❣️」
そう言われたような気がした。
私は馬に言われるまま、
いや、やり方を馬に教えてもらいながらカチカチの背中をさすり続けた。
すると、鼻がボワッと膨らんだ。
鼻先がニョキニョキ伸びてきた👀
「あ、気持ちいいんだ。」
周りの馬たちが『ボクも!』『ワタシも!』前掻きを始めた。
嬉しかった。
こんなに大きな馬を、こんなに小さな
私の指先で、気持ちよくしてあげられるなんて。
もっとやってあげたい。
もっと楽にしてあげたい。
この仔たちが置かれている現実を私一人では変えられなくても、
楽になれる時間を少しだけでも作ってあげたい。
これが、私が「触馬セラピスト」に目覚めた原点。
だから今、馬が大好きなのに、癒してあげたいのに
✅ 乗馬が下手だから
✅ まだ初心者だから
✅ 馬歴が浅いから
「私が馬のためにできることなんてない」
そう思っているあなたは、ちょっと考えてみてほしい。
本当に、そう?
片腕しか使えなかった私でも、たった一本の指で、目の前の馬を気持ちよくしてあげることができた。
騎乗が下手でもいい。
馬歴が浅くてもいい。
専門家じゃなくてもいい。
馬を癒してあげることは、
「上手に乗れる人」の特権じゃない。
「この仔のために、何かしてあげたい」
その気持ちがあるなら、
あなたにも今できることがある。
馬を癒したい人にその方法を伝える今の私は、人差し指一本から始まったんだよ。
大好きなその仔のために、
あなたにも、今日からできることはちゃんとある。