17/09/2026
ウィル鑑定師の吉良紬(きら つむぎ)です。
https://x.gd/jrKkd
いつもお電話くださるみなさま、そしてこの投稿をご覧いただいているみなさまとのご縁に、心から感謝申し上げます。
9月も半ばを過ぎました。
まだ暑さの残る日もありますが、ふと気がつくと日が暮れるのが早くなり、夕方の光や風の中に秋らしさを感じるようになってきましたね。
ところでみなさまは、秋になると、なぜか昔のことを思い出すことはありませんか?
ずっと忘れていた人のことをふと思い出したり、昔よく聴いていた音楽が恋しくなったり。
あるいは夏には気にならなかったことについて、
「私はこのままでいいのかな」
「これから何を大切にしていきたいんだろう」
などと、少し考え込んでしまったり。
秋という季節には、私たちの意識を内側へ向かわせるような、不思議な力があるように感じます。
陰陽思想では、春から夏に向かう季節は「陽」の気が強まり、秋から冬にかけては「陰」の気が少しずつ強くなると考えられてきました。
陽が「明るさ・活動・外へ広がること」を象徴するのに対し、陰は「暗さ・静けさ・内へ向かうこと」を象徴します。
つまり秋になって少し静かになったり、考え事が増えたりすることを、必ずしも「気分が落ちている」と考えなくてもよいのかもしれません。
外へ向かっていたエネルギーが、自分の内側へ戻ってきている途中とも考えられるのです。
そして秋には、もうひとつ面白いものがあります。
「香り」です。
香りと記憶には強いつながりがあり、ある香りを嗅いだ瞬間、ずっと思い出していなかった昔の出来事が突然よみがえることがあります。
これは「プルースト効果」と呼ばれることがあります。
たとえば金木犀の香りを感じた瞬間に、子どもの頃の通学路や、昔住んでいた街、ある年の秋の出来事が急に頭に浮かんだ経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
秋に昔のことを思い出しやすいように感じる背景には、日が短くなって静かな時間が増えることだけでなく、毎年繰り返し出会う季節の香りや空気、光などが、記憶の扉をそっと開いている可能性もあるのですね。
そこで、この季節におすすめしたいのが「心の棚卸し」です。
といっても、難しいことをする必要はありません。
夜の静かな時間に温かい飲み物をひとつ用意して、紙に三つだけ書いてみてください。
「今年ここまでで、うれしかったこと」
「そろそろ手放してもよさそうなこと」
「これから大切にしたいこと」
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
心の棚卸しの目的は、自分を評価することではなく、「今の私は何を感じているのだろう」と自分自身を眺めてみること。
本を読んだり、日記を書いたり、数分だけ目を閉じて呼吸を感じたりするのもよいでしょう。
夏の間、外へ外へと広がっていたエネルギーを少しずつ自分のところへ戻し、心の中に何があるのかを確かめてみる。
そうすると、意外なことに気づくかもしれません。
以前は欲しかったものが、もう必要ではなくなっていた。
反対に、ずっと後回しにしていたことが、本当はとても大切だった。
そんな気づきもまた、運気が次の段階へ移ろうとしている小さなサインなのだと私は思います。
秋の夜長は、何かを急いで決めるための時間ではなく、自分自身の声が聞こえるくらい静かになるための時間。
今年の秋はぜひ、外の世界だけではなく、ご自身の内側にも少しだけ目を向けてみてくださいね。
そこには、これから進んでいく方向を教えてくれる、小さなヒントが隠れているかもしれません。
みなさまが秋の静かな時間の中でご自身の心とやさしく向き合い、これから本当に大切にしたいものを見つけていかれますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
吉良紬でした *\(^o^)/*
https://x.gd/jrKkd