27/09/2017
25日に僕が過去に仕えたたった一人の社長が亡くなっていたことを知らされた。
22日金曜日に銀座のババアからの電話で携帯電話が「使われておりません」になってると寝入りばなに言ってきた。
馬鹿野郎と思いつつ気になるので週が開けるのを待って電話をするが彼女の言うとおりだ。
焦って電話帳から昔社長の運転手兼支社長をやってた後輩に連絡を取る。
すると彼も死後に出入りの業者から聞かされたと言うのが、何と去年の2月、1年半以上も前のことだったという。
死因を聞いても、聞かされなかったと。
この会社の関係者、最初は運転手兼秘書室長が癌で死んだ。本人の希望で入院中から誰もそばに寄せ付けずに一人寂しく亡くなった。
次がこの1年半前の社長、その後を追うように僕の後任者としてやってた元赤坂の高級クラブの社長。
3人共平均寿命に達しないところで人生を全うした。
みんな若い頃にヤンチャなことをやっていた、長生き出来ないことを自覚していたような去り方だ。
何と言っても、社長の死だけは僕は個人的に認めたくない。
だって、200万円の借用書を大昔に飲んでた店のコースターに書き翌日経理の決済伝票まで白紙のままで僕にくれたままだ。
せめてこの200万円だけは綺麗に処理した上であの世とやらに行って欲しかった。
誰にも言えなかったこのあなたの借用書、2人だけで決めた約束はやっぱり守ってくれないままだったね。
でも、イイや。
沢山のことを教えてくれたし、反面教師としても物凄く勉強させてくれた。
あなたは、やっぱり僕の愛すべき唯一無二の「社長」だ。
あなたの笑顔は、永久に忘れません。
心からお悔やみを申し上げます。
その内にあの世とやらで一緒に酒を飲みましょう、あなたの忙しない飲み方を改めて僕流のゆったりした飲み方でね。
別に自分の人生まで忙しなくすることは無いと思うけど。
脱税事件を一番悔やんで家族に迷惑を掛けたこと、あなたの本音を聞けたのは僕しかいないと思う。
世話になったのはたったの3年だけど、30年以上はあなたの亡霊のような存在を意識しすぎた僕がいる。
これからの僕は、少しだけ違いが分かる男として生きていく。
あとで僕なりにあなたの戒名を考えて、親父と共に手を合わせるようにする。宗派も知らないけど僕流でね。
じゃあ、ごゆっくりお休み下さい。
本当に沢山の思い出をありがとうございました。