13/07/2026
樹木医セミナーの記録②
乗松先生の古事記のお話が印象的でした。
昔の人は土木で出た土を適当な場所に棄てるのではなく、平らで固い土場を選び、尚且つ炭や落ち葉を層にした「敷き場」
をこしらえた上に置いていたとのこと。
そうすることで、ただの雨水がミネラルを含んだ水となって土壌に浸透し、山や河をの生態系を潤す重要な役目を担っていくそうです。
「泥水を流さない」
シンプルな言葉ですが、作業道を作る1人として、今後ずっと意識していきたいと思います。
以下、切り土の傾斜について↓
見るからにえぐれているのに苔・シダが繁って安定していたり、反対に下方にかけて傾斜が付いているのに関わらず崩れていたり、、、
いつも不思議に思っていましたが、日本の気候上、雨粒が直にあたるかあたらないかが大きな鍵とのこと。
言われてみれば当たり前のようですが、教科書で安定勾配について勉強した頭ではこれが意外と気付けません。
日々の自然の観察がいかに大切か!
人間の目で見た綺麗さ・安心感と、自然界の実際の安定度やバランスは、必ずしも比例しないということを実感したお話でした。
今の自分の視野の狭さを痛感し、これから更にどれだけ多くのことを学べるのかと、希望を感じた1日でした🏔️