16/09/2024
エッセイ「人生万事塞翁が馬」 最終
このことがきっかけで、私はクラスの輪の中にいれてもらえるようになったのである。
人生万事塞翁が馬。その後の私の人生が順風満帆であったわけでは決してない。
ただ、一度、このように栄光と挫折を経験した人間は好調時には自分を戒め、不調時には目の前の仕事を淡々とこなすことに没頭して、次の好調期を待つことを学んだ。
次の登板、打席が回ってくるのを信じて。
還暦を前にして、もう一度、私はマウンドに上がれる日が来るのだろうか。その日が来るのを信じて、五十肩を治しておかなければ。
人生の最後のマウンド、自分で締めくくりもう一度胴上げ投手になることを夢見て。