CRECER 歯科医院 開業 経営 コンサルティング

クレセルとはスペイン語で「成長」を意味します。
クレセルでは歯科医師を単に開業サポートすることを目的としていません。 歯科医院の「持続成長」と「成熟経営」を支援することを価値としています。持続的成長が可能な医院スタイルを市場に打ち出し、歯科医院を元気にすることをミッションとしています。

オーストラリアで施行された16歳未満のSNS利用制限、そして日本でも進みつつある未成年規制の議論を見ていると、私は少し奇妙な逆説を感じます。子どものSNS利用を制限しようとする議論そのものには一定の合理性があるとしても、その議論を設計する側...
27/04/2026

オーストラリアで施行された16歳未満のSNS利用制限、そして日本でも進みつつある未成年規制の議論を見ていると、私は少し奇妙な逆説を感じます。子どものSNS利用を制限しようとする議論そのものには一定の合理性があるとしても、その議論を設計する側が、そもそもSNSを本来の意味で使いこなしているとは言い難いからです。
本来SNSとは、個人と個人が関係を育てるための「ソーシャル」な場であったはずです。ところが現実には、政治の発信も、企業の発信も、多くは整えられた広報文に収斂し、対話より告知が優先されている。少し意地悪に言えば、対話の場であるはずの空間が、巨大な電子看板になりつつあるわけです。その状況を前提にしながら「子どもには危ういから規制を」と言われると、問題は子どもだけではなく、私たち大人が作ってきた情報環境そのものにあるのではないか、と考えたくもなります。
この構図は、不思議なほど歯科医療の情報発信にも似ています。
ここ数年、歯科医院のSNS活用は急速に一般化しました。もちろん、それ自体は時代に即した自然な変化でしょう。ただ、そこに流れてくる情報を眺めていると、時に医療というより「医療を素材にしたマーケティング」のように見える瞬間がある。メインテナンスは定型商品として語られ、症例は結果のビジュアルとして消費され、医院の価値は価格や空間演出と並列で比較される。
もちろん、経営は現実であり、集客も必要です。しかし、本来マーケティングは医療に従属するべきものであって、その逆ではないはずです。ところが両者の主従がひっくり返るとき、静かに失われるものがある。
それは、診断であり、評価であり、リスクの見立てであり、時間をかけた介入設計という、医療の中核にある知的プロセスです。
考えてみれば、歯科医療の価値とは、もともと「見えにくい部分」に宿るものです。だからこそ難しく、だからこそ専門性がある。ところが今のSNSは、その最も重要な見えにくい部分を飛ばし、結果だけを流通させやすい。そこに私は少し危うさを見るのです。
それは知の切り売りに近い。
しかも、この構造は患者側の評価行動にも影響しているように思えます。

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SNS時代に、歯科医院は何を発信すべきか――エビデンスと公益の聖域を守るための視点 インフォメーション | 歯科 開業のコンサルブログ | 2026年4月27日 オーストラリアで施行された16歳未満のSNS利用制限、そして日本でも進...

最近、多くの歯科医院で「発信の強化」が進んでいます。SNS、Googleビジネスプロフィール、ホームページのブログ更新。どの医院でも当たり前のように取り組まれるようになりました。それ自体は、時代の流れとして自然なことですし、必要な取り組みで...
27/04/2026

最近、多くの歯科医院で「発信の強化」が進んでいます。

SNS、Googleビジネスプロフィール、ホームページのブログ更新。どの医院でも当たり前のように取り組まれるようになりました。
それ自体は、時代の流れとして自然なことですし、必要な取り組みでもあります。

しかし現場を見ていると、ある種の違和感を覚えることがあります。
発信が医院を支えているのではなく、いつの間にか、発信が医院の意思決定そのものを引っ張ってしまっている。

そんなケースが確実に増えています。
本来、発信は手段です。

医院がどのような医療を提供し、どのような価値を患者に届けるのか。

その結果として、必要な情報を外に出していく。それが本来の順番のはずです。
ところが、発信を続けるうちに、その順番が少しずつ入れ替わっていきます。
最初に変わるのは、判断基準です。

投稿の閲覧数やいいねの数、フォロワーの増減。

そうした“反応”が気になり始めると、自然と次の投稿は「反応が良かったものに寄せていく」方向に動きます。
これは誰にでも起こる、ごく自然な流れです。

ただ、この時点で、経営の軸はすでに外側に移り始めています。
本来であれば、医院の中にあるはずの評価基準が、いつの間にか外部の反応に置き換わってしまう。

すると、伝えるべき内容よりも、伝わりやすい内容が優先されるようになります。
予防やリスクの説明といった、本来重要であるはずのテーマは、どうしても反応が取りづらい。

一方で、見た目の変化や分かりやすい症例は、数字としての反応が出やすい。
この差が積み重なると、発信の内容は少しずつ偏っていきます。
さらに厄介なのは、この変化が“意図せず起こる”という点です。

誰も医院の方針を変えようとしているわけではありません。

しかし、気づいたときには、診療の中身そのものが「見せやすい医療」に引っ張られていく。
結果として、時間のかかる予防や教育的なアプローチは後回しになり、短期的に変化が見える治療の比重が上がっていく。

そうした変化が、静かに、しかし確実に進んでいきます。
同時に、もう一つの変化が起きます。
それは、「誰に選ばれたいのか」が曖昧になることです。
発信を強化するほど、より多くの人に届けたいという意識が働きます。

露出を増やすこと自体は間違いではありませんが

発信に引っ張られる歯科医院の特徴 —— 経営が“外部評価”に乗っ取られるとき インフォメーション | 歯科 開業のコンサルブログ | 2026年4月9日 最近、多くの歯科医院で「発信の強化」が進んでいます。 SNS、Googleビジネス...

最近、政治の世界ではSNSを活用した発信が当たり前になりました。短い動画やライブ配信を通じて、有権者に直接語りかける。その光景は、一見するとまったく新しい時代の政治のように見えます。しかし、この構造は本当に新しいのでしょうか。歴史を振り返る...
27/04/2026

最近、政治の世界ではSNSを活用した発信が当たり前になりました。

短い動画やライブ配信を通じて、有権者に直接語りかける。その光景は、一見するとまったく新しい時代の政治のように見えます。
しかし、この構造は本当に新しいのでしょうか。
歴史を振り返ると、男子普通選挙の実現によって有権者が一気に拡大した時代、日本でも政治は「限られた層」から「大衆」へと開かれました。その際に重要な役割を担ったのが、街頭演説や弁論大会といった「語りの場」です。
つまり、当時の演説は“アナログ版SNS”とも言える存在でした。

違うのは、媒体がデジタルに変わり、拡散力と速度が飛躍的に高まったことだけです。
この構造変化は、歯科医院経営にもそのまま当てはまります。
かつて歯科医院は、紹介や地域の評判によって患者が集まるモデルでした。

信頼は時間をかけて蓄積され、その結果として患者数が安定していく。
いわば「信頼先行型」の経営です。
しかし現在は、明らかに構造が変わっています。
SNSやGoogleレビュー、ホームページなどを通じて、患者は来院前に情報を取得し、「比較し」「選ぶ」ようになりました。歯科医院は完全に「選ばれる側」に回っています。
つまり、

歯科医院は医療機関であると同時に、選択されるサービス業としての側面を強く持つようになったということです。
この変化を単に「時代だから」と捉えるだけでは不十分です。

本質的に起きているのは、もっと深い変化です。
それは、

信頼の形成プロセスそのものが変わったということです。
従来、信頼は「紹介」「評判」「継続的な関係性」によって構築されていました。

しかし現在は、「投稿の質」「レビュー評価」「情報の見せ方」といった要素が、来院前の意思決定に大きく影響します。
ここで重要なのは、この変化がもたらす“ねじれ”です。
本来、医療の評価軸は明確です。

それは「結果」です。
むし歯や歯周病のコントロール、再発率の低さ、長期的な口腔内の安定。

これらが医療の本質的な価値です。
しかしSNSの評価軸は異なります。
分かりやすさ、見た目の変化、印象の良さ、共感性。
つまり、

医療の評価軸と、発信の評価軸は一致していないのです。
この結果、何が起きるか。
良い医療が評価されるのではなく、

評価されやすい医療が

SNS時代の発信は本当に新しいのか—— 歯科医院経営における“信頼の構造変化” インフォメーション | 2026年4月8日 最近、政治の世界ではSNSを活用した発信が当たり前になりました。 短い動画やライブ配信を通じて、有権.....

最近、歯科医院の経営相談の中身が、少し変わってきたように感じています。以前であれば、診療体制や人員配置、数字の動向といった、いわば「経営の中心」にある話題がほとんどでした。ところがここ数年、そうした実務の話題と並んで、もう少し性質の異なる相...
06/02/2026

最近、歯科医院の経営相談の中身が、少し変わってきたように感じています。
以前であれば、診療体制や人員配置、数字の動向といった、いわば「経営の中心」にある話題がほとんどでした。
ところがここ数年、そうした実務の話題と並んで、もう少し性質の異なる相談が増えてきています。
ひとつは、深刻さを増す歯科衛生士の求人の問題。
そしてもうひとつが、Google口コミをはじめとした匿名の評価への対応です。
率直に言えば、私は口コミというものに、経営の指針としての関心はほとんど持っていません。
そこに過度な注意を払うよりも、磨くべき本質が別にあると考えているからです。
診療の質や組織の安定、患者との信頼関係といったものは、匿名の評価に左右されるべきものではありません。
しかし、現場の院長の立場を思えば、そう簡単に割り切れないことも理解できます。
たった一つの低評価が、新患数に直結する現実がある。経営に影響が出る可能性がある以上、「気にしない」という態度を貫くのは、決して容易ではないでしょう。
そうした相談を受けるうちに、私自身も静観しているわけにはいかなくなり、実際の口コミと医院側の返信文をいくつも読み込んでみることにしました。
そこで気づいたのが、ある一つの言葉の使われ方でした。
匿名の書き込みに対して、「お言葉」という表現が、あまりにも自然に使われているのです。

「貴重なお言葉をありがとうございます」
「厳しいお言葉として真摯に受け止めます」

一見すると、丁寧で誠実な印象を受けます。
むしろ、よく気を遣っている医院だという評価さえ得られるかもしれません。
しかし、ある医院の返信文を読んだとき、私は画面の前で手が止まりました。
「貴重なお言葉をありがとうございます」と書かれたその返信文の下に、
星一つの評価が、無言で並んでいたのです。
その光景は、妙に象徴的に見えました。
丁寧な言葉と、突き放すような評価。その落差の中に、何かがおかしくなっている現場の空気が、凝縮されているように感じられたのです。

「お言葉」という表現は、本来、人格と責任が紐付いた、顔の見える相手に対して使うものです。
もともとは、天皇や皇族に対して用いられる極めて格式の高い敬語表現であり、そこから転じて、上司や恩師、あるいは長年の信頼関係を築いてきた

  最近、歯科医院の経営相談の中身が、少し変わってきたように感じています。 以前であれば、診療体制や人員配

明けましておめでとうございます。 2026年、幕が開けました。今年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。 世間では古くからの迷信が語られたりもしますが、歯科界における「60年」というサイクルにはもっと別の、抗いがたい重み...
16/01/2026

明けましておめでとうございます。 2026年、幕が開けました。
今年は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」の年です。
世間では古くからの迷信が語られたりもしますが、歯科界における「60年」というサイクルにはもっと別の、抗いがたい重みがあるように感じています。
大学を卒業し、24歳で歯科医師という免状を手にし、最前線を走り続けて60余年。
歯科医師が「ミスター」と呼び、仰ぎ見てきたカリスマたちが歩んできた時間は、ちょうどこの干支が一周するほどの、長く、濃密な歳月でした。
一人の人間がその知性を研ぎ澄ませ、それを時代そのものへと昇華させるには、それだけの時間が必要だったのでしょう。
さて、新年最初のブログです。
そんな「巨星たちの時代」を経て、歯科医師は今どこに立っているのか。
少しだけ、希望の話をしてみようと思います。

■昭和という時代には、各界に「ミスター」と呼ばれるカリスマがいた。
たとえ野球に詳しくないX世代であっても、「ミスター」と聞けば、反射的に一人の顔が浮かぶはずです。

長嶋茂雄。

もはや説明するだけ野暮というものでしょう。
彼のプレーは理屈を軽々と飛び越え、見る者の感情をわし掴みにしました。
「あの人がグラウンドに立っているなら、今日は勝てる気がする」と思わせる、圧倒的かつ根拠のない安心感。 少し大げさで、どこか浮世離れしていて、それでいて時代そのものを背負って立つ。
そんな「華のある怪物」が、かつては確かに存在したのです。

■歯科界にも、確かに「ミスター」はいた
この業界も例外ではありません。
予防歯科の世界で「ミスター」といえば、誰もが同じ背中を思い浮かべるはずです。
熊谷崇先生。

「予防」という概念がまだ、どこか臨床家としては物足りない、退屈な公衆衛生の話ではないかと思われていた時代から、科学と臨床という二振りの刀を手に、黙々と荒野を切り拓いてきた存在です。
流行の波に目もくれず、ただひたすらに積み重ねてきた実践。
それは単なる手法を超え、後世が参照すべき「インテリジェンス(知見)」へと昇華され、私たちに伝播していきました。
同じように、各分野にも伝説的な「背中」がありました。
インプラントといえば小宮山弥太郎先生。
補綴といえば藤本順平先生。

2026年、60年に一度の丙午。かつて予防歯科界には「ミスター」と呼ばれたカリスマたちがいました。彼らが築いた「臨床家には物足りない公衆衛生」という偏見を覆す知見は、いまやインテリジェンスとして私たちの足元を...

2025年も、まもなく幕を閉じようとしています。 歯科医院経営の現場、そして一人の市民としての生活。今年ほど「社会保障」や「税」の重みを、痛みを伴って感じた一年はなかったのではないでしょうか。国民負担率は50%に迫り、終わりの見えないインフ...
22/12/2025

2025年も、まもなく幕を閉じようとしています。 歯科医院経営の現場、そして一人の市民としての生活。今年ほど「社会保障」や「税」の重みを、痛みを伴って感じた一年はなかったのではないでしょうか。
国民負担率は50%に迫り、終わりの見えないインフレが経営を、そして個人の生活を侵食し続けています。 この一年の締めくくりに、私が長年大切にしてきた一編の論考を、今の時代の数字に置き換えて書き直しました。
元になったのは、作家の橘玲氏が2004年に発表した「国民年金未納者の主張」というエッセイです。
20年前に彼が突きつけた鋭い問いは、2025年の今、さらに冷徹なリアリティを持って私たちの前に横たわっています。私たちが2026年という新しい年を迎える前に、一度立ち止まって考えたい「問い」です。

【エッセイ】国民年金未納者の主張 ―― 2025年の視点から
国民年金加入者のうち、実質的な未納・未加入者は依然として膨大な数に上る。 彼らは「公的年金は不公平だ」と制度を叩くが、その批判は自己矛盾に満ちている。未納者が増えれば、その負担を払わされるのは厚生年金に縛られたサラーマンや、必死に経営を維持する歯科医院経営者である。隣人にツケを回しながら「公平」を語るのは、単なるわがままだ。
では、未納は単なる自分勝手な振る舞いなのか。
私は未納者ではないが、彼らに代わってその論理を研ぎ澄ませてみたい。
近代社会を支える原理は「自由」と「自己責任」だ。 私たちは法の範囲内で自由に生きる権利がある。そのかわり、結果に対する責任も自分一人で背負わなければならない。この「残酷な自由」を引き受ける自律した個人こそが、本来の「市民」であるはずだ。
現在、日本は人生100年時代という長い航路を突きつけられている。 そこで未納者は問う。
「人生100年のうち、最初の20年は親に依存し、後半の40年は国家の年金や医療扶助に頼る。人生の半分以上を第三者に依存して、それが果たして自立した個人と言えるだろうか?」
歯科医師も、そして患者も、保険制度という「公助」の枠内でいかに得をするかという損得勘定に染まってはいないか。

2025年も、まもなく幕を閉じようとしています。 歯科医院経営の現場、そして一人の市民としての生活。今年ほど「…

日本の政治と歯科医療。一見すると、まったく異なる世界に見える。しかし近年、この二つの領域には、驚くほどよく似た「劣化の構造」が進行しているように思えてならない。しかもそれは、政治家の資質や、歯科医師一人ひとりの志が失われたからではない。両者...
19/12/2025

日本の政治と歯科医療。
一見すると、まったく異なる世界に見える。
しかし近年、この二つの領域には、
驚くほどよく似た「劣化の構造」が進行しているように思えてならない。

しかもそれは、
政治家の資質や、歯科医師一人ひとりの志が失われたからではない。

両者を同時に縛り、
行動原理そのものを歪めているのは、
「短期的な評価でしか物事が測られない構造」である。
この数年、とくにそのことを強く感じている。

政治家は、なぜ軽くなったのか

私が政治に興味を持ち始めたのは中学生の頃だった。
三木武夫、田中角栄、福田赳夫、大平正芳。
いわゆる「三角大福」の時代である。

問題は多かった。
だが彼らには共通点があった。
「国家をどうするか」という問いを、真正面から引き受けていたことだ。

良し悪しは別として、そこには政治家としての“重量感”があった。
ところが、この10年ほど、同じ匂いを持つ政治家をほとんど見なくなった。

政治家は、制度によって「選挙の虜」になっている。
これは個人の劣化ではない。
選挙中心でしか評価されない構造が生んだ劣化だ。

歯科医療にも、まったく同じ構造がある

この話を歯科医療に置き換えると、さらに現実味を帯びる。
歯科医師は本来、患者の健康を守り、地域の健康寿命を支える専門職である。

しかし現実の歯科医療で、最も強い影響力を持っているのは、患者でも、科学でもない。
2年に1度の診療報酬改定である。

改定が近づくたび、業界はざわつく。
議論の中心は、医療の質ではない。
算定できるのか、点数は上がるのか、下がるのか、どこが削られるのか、
この構造が続く限り、「本来どうあるべき医療か」という問いは後回しになる。

政治家が選挙を中心に動かざるを得ないように、
歯科医師もまた、点数を中心に動かざるを得ない。
ここに、政治と歯科医療の構造的な相似がある。

事件が示していたのは「構造」だった

2000年代初頭、歯科界では政治献金をめぐる問題が刑事事件化した。
だがここで問いたいこと本は、事件そのものではない。

点数に影響があると感じた瞬間、業界全体が大きく揺れてしまう
その姿こそが象徴的だった。

行為の是非はさておき、問題は、点数によって医療の方向性が左右される構造が
あまりにも当然になっていたことだ

日本の政治と歯科医療。 一見すると、まったく異なる世界に見える。 しかし近年、この二つの領域には、 驚くほどよ…

予防時代における歯科医師の価値とは?医院経営を変えた“構造転換”近年、歯科医療の中心は「治療の技術」から“患者さんが長く通い、健康を維持できる仕組み” へと大きく変わりました。その結果、歯科医師に求められる役割も変化しています。医師自身の技...
01/12/2025

予防時代における歯科医師の価値とは?
医院経営を変えた“構造転換”

近年、歯科医療の中心は「治療の技術」から
“患者さんが長く通い、健康を維持できる仕組み” へと大きく変わりました。
その結果、歯科医師に求められる役割も変化しています。

医師自身の技術よりも、
「予防と治療のプロセスをどう設計するか」が医院の価値を左右する時代になりました。

この変化を象徴するのが、歯科衛生士の存在です。
1990年代には補助的役割とされていましたが、
いまでは“予防医療の中心”として欠かせない役割を担っています。

背景には二つの大きな転換があります。
①歯科医師の管理下で、検査・リスク評価・予防管理を担えるようになったこと
②歯肉縁下のスケーリング(SRP)が専門業務として明確化されたこと
これにより、歯科衛生士が“患者さんの健康維持を支える専門職”として
医院の未来価値を決める存在になりました。

歯科医師は技術だけでなく、
チームを育て、予防医療を機能させる“設計者”としての価値を持つ時代へ。

歯科技工中心だった歯科が、
“医療として成熟した”と言える大きな変化です。

予防の時代において、医院の価値は
患者さんが安心して長く通える仕組み で決まります。

https://www.crecer-m.com/info/20251201/

【大御所の時代から、エビデンスの時代へ】かつて歯科医療には、“大御所”と呼ばれる絶対的な存在がいました。誰が言うかが判断基準で、名医の症例が価値そのものだった時代です。しかし1990年代から今日までの30年で、歯科医療は大きな転換点を迎えま...
27/11/2025

【大御所の時代から、エビデンスの時代へ】

かつて歯科医療には、“大御所”と呼ばれる絶対的な存在がいました。
誰が言うかが判断基準で、名医の症例が価値そのものだった時代です。

しかし1990年代から今日までの30年で、歯科医療は大きな転換点を迎えました。
エビデンス(科学的根拠)が医療の中心となり、
「誰が言ったか」より「同じ結果を再現できるか」が基準へと変わりました。

治療の技術だけで評価される時代は終わり、
患者さんの長期的な健康を守るための“医療システム”が重視されるように。

歯科医師の価値も、
個人の腕より「結果を生む仕組みをつくる力」へと進化しています。

大御所が姿を消したのではありません。
時代が求める医療が変わったのです。

日本の歯科医療は、過去30年で確実に進歩し、
より安全で、より科学的で、より患者さんに寄り添う医療になっています。

この変化の背景を知ることで、
いま私たちが受けている歯科医療の“本当の価値”が見えてきます。

https://www.crecer-m.com/info/20251029-2-2/

日本プロ野球(NPB)の長い歴史の中で、最もイノベーターであった人物は、間違いなく仰木彬です。0→1 をつくり、日本人選手の未来を切り開いた「開拓者」——野茂英雄。その異質さを“才能へと変換する力”を持ち、イチロー、大谷翔平、山本由伸といっ...
27/11/2025

日本プロ野球(NPB)の長い歴史の中で、
最もイノベーターであった人物は、間違いなく仰木彬です。
0→1 をつくり、日本人選手の未来を切り開いた「開拓者」——野茂英雄。
その異質さを“才能へと変換する力”を持ち、
イチロー、大谷翔平、山本由伸といった“世界を変える個性”を咲かせた「育てるイノベーター」——仰木彬。
日本人メジャーリーガーの系譜をたどると、
必ずこの二人の哲学の交点に行き着きます。
野茂は「前例を壊した人」
仰木は「異質を活かす仕組みを作った人」
この二つが揃わなければ、
いま私たちが見ている日本野球の黄金期は存在しなかったでしょう。
仰木は「型にはめる」指導を嫌い、
選手のバックグラウンド・性格・価値観のすべてを肯定し、
その人だけが持つ“最高の伸びしろ”に光を当てました。
彼は異質を矯正するのではなく、
“異質のまま強みに転化させる”日本唯一の指揮官でした。

歯科医療は、いまだ“仰木彬的イノベーション”の途上にある
一方、日本の歯科医療はどうでしょうか。
制度、保険点数、旧来の診療フロー——
こうした枠組みが強く働くなかで、患者一人ひとりの背景や生活ストーリーが
診療に十分反映されないまま進んでいく現場は、いまなお少なくありません。
しかし予防歯科、とくに

日本プロ野球(NPB)の長い歴史の中で、 最もイノベーターであった人物は、間違いなく仰木彬です。 0→1 をつ…

住所

小石川3-29- 1
Bunkyo-ku, Tokyo
112-0002

電話番号

+81358407801

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