株式会社TOKUMEI

株式会社TOKUMEI 悩み多き経営者様へ「現場で活かすマネジメント×マーケティング×人材育成のメソッド」をご提案/社内でイノベーションできるスキルが身につく/博報堂社長賞3回/キャリアコンサル/MBA取得

一倉定 経営心得 その(58) 大切なことは「コスト」ではなく「収益」である。 出銭に対する、憎悪。お金が出ていくことに対するネガティブなイメージに負けてしまうのである。年度末、会計期、期間収支を作成する際、経費の削減により「収益」を捻出す...
20/01/2022

一倉定 経営心得 その(58)
大切なことは「コスト」ではなく「収益」である。

出銭に対する、憎悪。
お金が出ていくことに対するネガティブな
イメージに負けてしまうのである。

年度末、会計期、期間収支を作成する際、
経費の削減により「収益」を捻出するケースがある。
ここで気を付けないといけないのは、
「コストカット」は一時のカンフル剤であるということ。

会計上一時は黒に転じ、
効果を発揮する。
しかもその労力はさほどかからない。
しかし付け焼刃の「コストカット」
は会社の血肉をそぎ落としかねないのである。
大切なのは、「収益」である。そ
して収益の最大の改善策は拡大である。
拡大する際、最初に検討されるべきことは
「トップラインの拡充」売り上げの拡大である。
ここで、皆さんの言い分は、「
売り上げが伸び悩んだ」だから、
コストカットをするのだということだと思う。

売上-コスト→「収益」
この計算式で考えるのである。

一見正しいように見えるこの計算式実は、
実態の一部しかとらえていないのである。
そのほか、

コスト×稼働=収益
本年度収益×係数=次年度収益

という計算式のことも併せて考えなければならない.
コストは収益を創出する原資でもあるのである。
いたずらにコストを削減すると収益を
直撃するコストも存在する。
つまり、収益の改善は、
コストの削減だけでは不可能なのである。
単年の命と取引して将来の収益を犠牲にしているのである。
「売血商法」である。
健全な収益の改善は、
単年度で考えるのではなく、
複数年の再計画、で改善しないといけないのである。
コストの削減による収益の捻出の稚拙さを認識するべきである。

一倉定 経営心得 その(58) 大切なことは「コスト」ではなく「収益」である。   出銭に対する、憎悪。お金が出ていくことに対するネガティブなイメージに負けてしまうのである。年度末、会計期、期間収支を作成....

一倉定 経営心得 その(57) 企業が必要とする最小限利益とは、三年間売り上げが横ばいでも。三年目で赤字転落しない額である。 社の使命は永久存続、無限拡大であり、義務は社会への富の還元、と、社員の生活保障である。これらつまり会社の収益は会社...
18/01/2022

一倉定 経営心得 その(57)
企業が必要とする最小限利益とは、三年間売り上げが横ばいでも。三年目で赤字転落しない額である。

社の使命は永久存続、
無限拡大であり、
義務は社会への富の還元、
と、社員の生活保障である。
これらつまり会社の収益は会社存続の生命線であり、
決して単年度の一喜一憂であってはいけない。

中期経営計画の短いものが3か年計画である。
これをよりどころにしているかどうかはわからないが、
企業は単発単年度で収益を上げても安心安全ではないということである。
そのことの大切さを収益の最低ラインを
提示することで経営者に伝えているのが、
上記の言葉である。
さらに収益をどうやって確保していくことが
必要なのかを考えてみましょう。
日本国内市場は臨界点を迎えている市場である。
かなり多くの産業が、
景気連動型の産業になっている。
ITのスタートアップなどは
20%などの成長率をたたき出すが、
日本の全体から見ればごく少数である。
実態としては、かなりの好景気でせいぜい2%
の成長率を確保できるかどうか。
こんな年は現状維持ができる。
しかし、一方で不景気になるとほぼ確実
にその影響を受ける。
2000年以降の不景気はリーマンショックが最大。
この際のGDPのロスが5.7%である。
数字で見ると、ごくわずかであるが、
この数字はかなり大きな数字として理解する必要がある。
国全体のGDPは震源地みたいなものなので、
実際の作用点(会社そのもの)
に対しては3から5倍の幅で影響を与える。
不景気が2%だと会社の売り上げは6~10%
の幅で影響を与える。
つまり、最大ショックを受けるとGDP5%
会社売り上げロス15%~25%の打撃を与える。
最大ショック売りお上げ25%ダウン
をアブソーブするには、
好景気年15%前後の安定成長が必要。
しかし好景気不景気は交互で来るその際を
さらに安定させる必要があるのである。

景気連動の売り上げ構成の中味は、
古い、大口、既存顧客が占めているのが大概である。

つまり、景気の影響を受けない顧客の獲得力こそが、
会社を安心安全に導くのである。

景気動向で、
好景気の好調に5%だけでも景気に関係のない、
自社の営業努力で新規顧客
の売り上げを確保できることこそが、
今の日本での会社安定のカギなのである。
日本の会社はほぼほとんどの会社が歴史依存の体質を身に着けてしまった。
業務内容、方針、顧客構成、
全てが歴史の積み重ねの遺産でできている。
会社業務狩猟本能を喪失してしまっている。
日本人はまじめで努力家である、
しかしその方向性がほぼ現状維持に向かってしまうのもまた事実。毎年5%でいい。

狩猟本能の爪跡を残そう。

一倉定 経営心得 その(57) 企業が必要とする最小限利益とは、三年間売り上げが横ばいでも。三年目で赤字転落しない額である。 社の使命は永久存続、無限拡大であり、義務は社会への富の還元、と、社員の生活保....

一倉定 経営心得 その(56) 営業日報は、外部情報に限定せよ。 営業日報は、「営業行動記録」の日報になりがちである。小学生の夏休みの日記と大差ない。 「今日は、ラジオ体操をやって、午後からプールに行きました。おやつに食べたかき氷がおいしか...
13/01/2022

一倉定 経営心得 その(56)
営業日報は、外部情報に限定せよ。

営業日報は、「営業行動記録」
の日報になりがちである。
小学生の夏休みの日記と大差ない。
「今日は、ラジオ体操をやって、
午後からプールに行きました。
おやつに食べたかき氷がおいしかったです。」

これを書いている人は多い。
笑い事ではないのである。
30,40歳のいい大人が
これを書いているのである。

「確認ミーティングを行い、
○○商事を訪問し、A案件の商談。
見積を提出。」

という日報を書いている人は多い。
またその一方で、
売り上げが上がった時だけ、
過剰な勝鬨を上げてはしゃぐパターンもある。
なぜこうなってしまうのかというと、
日報の役割の規定があいまいなのである。
規定があいまいになるには理由がある。
それは営業マンの仕事が、
「販売行為」だけだと思われているからである。
営業マンは戦闘員であり、
諜報員でなければならない。
外部と隣接している活動部隊は
その部署部門において常に
、顧客、競合の動向を収集し、
報告する義務がある。これは、
営業に限られたことではない。
人事であっても、
競合会社の人事採用情報は恒常的に
収集できる体制をとっていないと
いけないのである。社員は、
常に会社にとっての有益な情報を
収集する義務を負っている。
この認識が欠如すると、自社、
自分ごとのみが情報として残っていく。
3Cで大切なのは、顧客である、
次に競合である。そして最後に自社である。
営業は顧客と競合の動向を収集し、
会社に報告する義務があるのである。
この義務を全社で認識していないので、
自社のことのみ自分の行動のみを
報告してしまうのである。
常々、お金と情報は社外からしか
入ってこないと思っている。
社外を活動の場とする営業は、
真っ先に情報を取りにいかないといけないのである。
お客の悩みは何か、顧客の次の展望は何か、
これらを収集できれば改めて
、リサーチなど必要ないのである。

一倉定 経営心得 その(56) 営業日報は、外部情報に限定せよ。 営業日報は、「営業行動記録」の日報になりがちである。小学生の夏休みの日記と大差ない。 「今日は、ラジオ体操をやって、午後からプールに行きま...

一倉定 経営心得 その(55) セールスマンの報告だけ聞いていても、外部の様子はわからない。 セールスマンは、記者ではない。セールスマンは販売のプロであり、決して報告書のプロではないのである。何十回と報告書を書いていても、社長にとっての必須...
11/01/2022

一倉定 経営心得 その(55)
セールスマンの報告だけ聞いていても、外部の様子はわからない。

セールスマンは、記者ではない。
セールスマンは販売のプロであり、
決して報告書のプロではないのである。
何十回と報告書を書いていても、
社長にとっての必須の情報は漏れている。

そもそも、社長とセールスマンでは視座が違う。
目線が違うのであるから見えている景色が違う。
象の足だけを見ている人には象の全体像
は見えないのである。それは悪いことではない。
仕方のないことである。しかし、
セールスというものは、
「新規」としてあいさつに伺い、
なんとか販売実績の初日を出そう
としたときの新鮮さはやがて
衰えていくのも事実である。
やがてはお得意先となり、常連さんとなり、
既存定番顧客に変容していく。
やがては顧客をなめるようになる。
これは恐ろしいことである。
そうならないようにくさびを打つのが、
上席、社長の役割である。
一方で上席、社長もいつまでも
社屋に籠っていては目が曇るし
、感も鈍る。社長は社長のタイミングで、
上席は上席のタイミングで顧客を観察しに
行く必要があるのである。
現場を預かるセールスマンは、
へたな報告書を何百本書くよりも、
タイミングを見て社長の顧客訪問を設定するべき
なのである。これは、
双方にとってメリットのある行動なのである。
セールスの最大の敵は独りぼっちと、
独りよがりである。
それを回避するための特効薬なのである。
セールスマンの最大の悩みどころは、
「売れない時」である。これが訪れた時、
会社がどう判断するかである。
責任のある所は認めて改善するべきであるが、
外部環境を相手にする以上、
どうにもならない時がある。
それをどう乗り越えるかの回答の一つが、
会社側の人たちが、
現場を理解しているかどうかである。
へたな報告書よりも、
タイミングを作って見せることの方が大切である。

https://www.tokumei.co.jp/blog/2022/01/12/post-99

一倉定 経営心得 その(55) セールスマンの報告だけ聞いていても、外部の様子はわからない。   セールスマンは、記者ではない。セールスマンは販売のプロであり、決して報告書のプロではないのである。何十回と報...

一倉定 経営心得 その(54) セールスマンの適任者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重いことである。 セールスというのは、売り子、のことではない。セールスというのはプロセスである。単純にその局面で口がうまいことでセールスは完了しない。...
08/01/2022

一倉定 経営心得 その(54)
セールスマンの適任者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重いことである。

セールスというのは、売り子、のことではない。
セールスというのはプロセスである。
単純にその局面で口がうまいことでセールスは完了しない。
セールスのプロセスは、
導入、
ラポール形成、
ヒヤリング、
興味付け、
プレゼンテーション、
クロージング、
成約
のステップで完成するプログラムである。
多くの誤解が、セールスマンの能力を
「発信力」であるとする勘違いである。
このタイプの営業は古い。
高度成長期に確かに、
自社の製品の説明さえすれば
商品が飛ぶように売れた時代もある。
しかし、今やその時代ではない、
多くの場合、売る側の情報よりも、
買う側の情報の方が販売を支配する。

売る側の思いを的確に聞き出す必要があるのである。
つまり今の時代の販売セールスは、発信ではなく、
コミュニケーションなのである。
聞いて話す、聞いて話す。
この繰り返しの中で徐々に革新に近づいていくのである。
販売のプロセスが思いのほか長いものになっているのである。
気の利いた話ができる、
こらえ性のない人間では務まらないのである。
そうした意味で一倉先生も、
寡黙でいいと言い切っている。
頭の回転が速いことも墓穴を掘ることになりかねない。
顧客は一定の範囲と自分のペースで思考をめぐらす。販売側がそれを追い越していくことには何のメリットもないのである。
むしろこの比較的長い「セールスプログラム」
の道中を忍耐強く
顧客の半歩後ろを歩き続けることこそ大切なのである。

一倉定 経営心得 その(54) セールスマンの適任者は、頭の回転が遅く、社交性に欠け、口が重いことである。 セールスというのは、売り子、のことではない。セールスというのはプロセスである。単純にその局面で....

一倉定 経営心得 その(53) セールスマンの能力と努力だけに期待して、自らは販売努力を放棄しているのは間違った態度である。 セールス販売の大切さ、切実さをもって理解しているかどうかである。ここで一つ質問させていただきたい。緊急性、重要性の...
07/01/2022

一倉定 経営心得 その(53)
セールスマンの能力と努力だけに期待して、自らは販売努力を放棄しているのは間違った態度である。

セールス販売の大切さ、切実さ
をもって理解しているかどうかである。
ここで一つ質問させていただきたい。
緊急性、重要性の2軸でミッションを
プロットするようなビジネスフレーム
を経験したことはないであろうか。
7つの習慣で活用され、
これをビジネスの局面に持ち込んで活用することが多い。
この4象限の中に、
「販売活動」と「社長へのレポート提出」
この2つをプロットしてもらうと
どうなるか考えていただきたい。
社長は重要人物だから重要性は(需要)で、
社長はせっかちな人が多いから(緊急)
なのではないかと考える。
一方販売活動は、戦闘員の仕事であるから、
「重要ではない」かつ、毎日の話であるから
「緊急性」もない。
「社長のレポート」は(重要かつ緊急)。
「販売活動」は「重要でなければ緊急でもない」
と判断する。
何となくの印象値で考えるからである。
そもそも、重要性のとらえ方が決まっていない
というのが問題である。重要なのは換金性である。
お金を儲けることこそが、企業では大切であり、
これを凌駕する重要性はないのである。
緊急性は何かというと、
外部内部の判断軸であるべきである。
外部の人を巻き込むことが緊急であり、
社内の問題は緊急ではないのである。
この価値観でもう一度考えていただくと、
「販売」は換金性が極めて高く、
顧客という外部を巻き込むのであるので
「緊急性」が高いのである。
「社長のレポート」、
社長は社内の人間なので緊急性はない。
さらに、社長にレポートを書いても一円も
お金が入ってこないのである。
換金性ゼロの仕事である。
社長のレポートは緊急性も重要性もないのである。
販売こそ重要かつ緊急事項なのである。
緊急かつ重要な事項をどうして無視できるのであろうか。
販売に関しては、
全社で取り組むべき事項である。
特に「新規」の獲得は会社の最大経営判断事項である。
新規に関しては、
現場発想だけで行うことは危険でもある。
新規は会社の未来を支える経営資産である。
しかし、現場にはなかなか未来志向は定着しないはずである。
経営、マネジメント層でマーケティングを行って、
方針を決め、
活動方針を用意して販売現場に委託するべきである。
経営階層が関与するべき販売は、
「販売戦略」の策定であり「新規開拓」のための経営戦略である。

一倉定 経営心得 その(53) セールスマンの能力と努力だけに期待して、自らは販売努力を放棄しているのは間違った態度である。 セールス販売の大切さ、切実さをもって理解しているかどうかである。ここで一つ質....

一倉先生の一番大切な指標は、「市場占有率」であるとしている。しかしなかなかとらえにくいのが正直なところだろう。「前年比」いわゆるZ比、もう一つ多くの企業が採用指定している指標がY比「予算比」であろう。本来企業の活動のミッションは「予算達成」...
06/01/2022

一倉先生の一番大切な指標は、
「市場占有率」であるとしている。
しかしなかなかとらえにくいのが正直なところだろう。
「前年比」いわゆるZ比、
もう一つ多くの企業が採用指定している指標がY比「予算比」
であろう。
本来企業の活動のミッションは
「予算達成」であるから、「前年比」
は関係ないかもしれないが、
「予算比」が達成されていればいいのではないか、
という考え方もあります。
しかし、問題なのは、
この予算自体がそもそも前年比ベースで
作られているからである。
つまり、予算が達成されていることは
所詮前年比の成長率に挑戦しているだけである。
そもそも、一倉先生の言う「前年比」
よりも「占有率」の何が一番違う
ところかというところを理解してほしい。
「前年比」は所詮昨日の自分との対比。
「占有率」が外的環境の中での自分の位置
が大切だといっているのである。
企業の成長は「競争環境」の中で
どれだけ成長できたかが真実の成長なのである。
本気で競合と戦わないと何が起きるかというと、
実際には、ほぼ前年と同じ行動をとり、
例年通り既存の顧客に依存して、
その枠の中で何とか売り上げを伸ばして
いこうとするのである。
占有率を伸ばすためには
「新規の獲得」が必須なのである。
他社の扱いを奪い取らなければ
占有率は伸びないのである。
前年比はその内情は実は顧客の懐具合で
決まることが多いのである。
自社の頑張りはあんまり関係ないという事実がある。
それが証拠に、
GDPが成長した時にはそれに伴って成長し、
GDPが下がったときには、全体売り上げが下降する。
外部環境の影響を受けているだけなのである。

前年比→GDPの増減→GDPの影響を受けた既存客の懐状況→結局は外部環境任せの前年比。

市場占有率→競合会社から奪うしかない→新規を取るしかない→外部環境に関係なく自社の真の実力が問われる 。

上記の公式を肝に銘じてほしい。
企業の成長は、「新規の獲得」なのである。

景気任せの前年比で運よく成長しても本当は意味がないのである。

一倉先生の一番大切な指標は、「市場占有率」であるとしている。しかしなかなかとらえにくいのが正直なところだろう。「前年比」いわゆるZ非もう一つ多くの企業が採用指定している指標がY比「予算比」であろう。本.....

一倉定 経営心得 その(51) 値段を値切られるのは、値切られる方が悪い 真っ当な対価を払わない客は切れ。しかし、サービスに満足している顧客がむやみに値切るはずがない。値切られながらもずるずる取引を続けているのはよろしくない。この環境ではお...
04/01/2022

一倉定 経営心得 その(51) 値段を値切られるのは、値切られる方が悪い 真っ当な対価を払わない客は切れ。しかし、サービスに満足している顧客がむやみに値切るはずがない。値切られながらもずるずる取引を続けているのはよろしくない。この環境ではお客に対して感謝ではなく、恨み心が生まれる。恨み心を抱きながら誠心誠意のサービスなどできるわけがない。
精神性のサービスのできない商売など明日はない。
そもそもお客を恨むとは何事かということである。
一倉先生の、「商売」と「値段」
にかかわる精神論から少し離れるが、
この機会に「値段」「価格」のビジネスにおける位置
を考えてみたい経済学において価格は、
需要と供給の関係性で決まるといわれているが、
これは概念であって、瞬間においては、
この話は有効ではない。
ある一定期間の動向を経て最終的に、
そこに落ち着くぐらいに考えた方がいい。
そもそもこれは特にBtoCのマーケット
において特に顕著な傾向である。
BtoBの場合の取引において価格はどのようなものであろうか。
一定の期間の安定を経ると定番化した原価、
という位置に収まる。
固定費に近い変動費に収まっていく。
そもそも、販売側、購入側この2社で決定しにくい
原材料は山ほどある。
石油などが代表的なものだ。
つまりそもそもBtoBの場合、
販売側の競争力対抗力の方が強い場合
が多く存在するのである。
とはいうものの、日々のやり取りの中においては、
価格のしのぎ合いは存在する。
しかし、やがて、価格交渉には限界が来るのである。
BtoBの場合ある程度の費用を容認して購入
せざるを得ない状況があるのである。
BtoBの購買購入手順は以下である。
最初に何を買うかを検討する。
この時点でほぼ「買う」ことはもう決まってしまっている。
そのうえで「いくらで買うか」
ということが問題になってくる。
この時点で価格交渉は発生する。
しかし、入札、公示取引価格、
前例などをベースに早々と着地する。
そして最後が誰から買う、
が問題として残る。
そしてこの誰から買うかの「誰」
のポジションを勝ち取ると、
多少の価格の高い安いは最重要課題ではなくなっていく。
そこまで早く上り詰めたいものですね。
これが完成すると毎度毎度のねぎり
など領域に煩わされずに済むのである。
顧客にとって安いことがメリットである時期は短い。
やがては買いたい人から買うことが
大切という時期を迎えるのである。

一倉定 経営心得 その(51) 値段を値切られるのは、値切られる方が悪い 真っ当な対価を払わない客は切れ。しかし、サービスに満足している顧客がむやみに値切るはずがない。値切られながらもずるずる取引を続け....

流通チェーンのことをたとえている。 油タンクは、「問屋」のことである。 油が自社の「商品」のことである。 蛇口は「小売り」のことである。 メーカーの陥りがちな落ち度を辛辣にとらえている。 メーカーの売り上げは「問屋」との取引が成立した時点で...
03/01/2022

流通チェーンのことをたとえている。
油タンクは、「問屋」のことである。
油が自社の「商品」のことである。
蛇口は「小売り」のことである。
メーカーの陥りがちな落ち度を辛辣にとらえている。
メーカーの売り上げは
「問屋」との取引が成立した時点で計上できる。
帳簿だけで追求できるのはこの取引までである。
しかし、これは実際の消費行動からすると
かなり川上の話である。
水は海にまでたどり着かない時に洪水が起きたり、
氾濫がおきたり、不具合が生じる。
この氾濫は川を逆流し、水源である、
自社(メーカー)にまで悪影響を及ぼす。

メーカーは問屋に売ったから終わりなのではない。
小売りでその商品がきちんと売れて
動脈硬化が改善するところまでの責任
を持たなければならない。
セットメーカーの権限と責任は重いのである。

メーカーの販売「小売り」
(エンドユーザーに対する販売行為)
に対しての意識の希薄さを戒めているのである。
製造業は名前の通り物を作る会社であるが、
会社の仕事としては作るだけでは済まされないのである。

作って積んでおいても何の意味もないのである。
作って売るのが最低限の仕事なのである。
しかしながら、「製造業」の多くは、仕入れや、
販売をさも自社の業務ではないように
勘違いすることが少なくない。
会社の組織の作り方もそれになぞらえる場合が多い。

子会社に販売会社を持つ、
問屋取引を行う、
販売代行を行うなどがそれである。
効率を優先してそれらの仕組みを活用する
ことも時には必要であろう。
しかしながら、最終消費者にどう思われているか、

を地肌で感じ続けることは絶対的に必要なのである。
私も、実際に某企業(販売会社を子会社に持っている)
のお手伝いをした際に、試しに売ってみましょう、
というご提案をさせていただきました。
自社の商品を「手売り」で身内でも親戚でも
友人でも構わないので販売してみよう

というご提案をしました。
皆さん自分たちの仕事ではないという認識
があったのですが、取り組んでいただきました。
そして、その結果、多くの気づきを得られました。
最終消費者の顔が見えなくなることは、
実は大きなリスクなのである。

流通チェーンのことをたとえている。 油タンクは、「問屋」のことである。 油が自社の「商品」のことである。 蛇口は「小売り」のことである。 メーカーの陥りがちな落ち度を辛辣にとらえている。 メーカーの売り上げ....

この章の解説文章としては、 商品にはいろんな性格がある。その性格の違いごとで、売り方が違うと述べている。 特に、生産方式によって、その売り方が異なるといっている。 個別生産 大量生産 装置生産 の違いがあるといっている。 1990年代までを...
02/01/2022

この章の解説文章としては、 商品にはいろんな性格がある。
その性格の違いごとで、売り方が違うと述べている。

特に、生産方式によって、その売り方が異なるといっている。

個別生産 大量生産 装置生産 
の違いがあるといっている。
1990年代までを牽引した一倉先生の中心には
常に工業が寄り添っている。
この 「商品の性格によって売り方が違う」
を現代に当てはめて考えてみよう。

現代2022年は、情報産業が時代の最先端を牽引している。

工業においても、「製造」による差別化から「マーケティング」による差別化に移行している。 商品の何によって売り方が変わるべきであろうか。 大きく変わったのは、「製造方法」が商品の分類目次として最重要ではなくなっているということであろう。「マーケティング」による差別化を重要視するのであれば、
その商品に向ける分類目次は、
生産方法ではなく、
間違いなくその主語は消費者の「想い」であろう。

needs wants insight といわれるものである。
これらによって売り方以前の「作り方」すら変わってくる。

商品の売り方は「作り方」によって変わってくるし、
その作り方は「想い」によって変わってくる。
これは、すなわち、
一連の動作は切れない鎖でより強固に結び付けられており、
一体として検討しなければならない。

「考えて」「作って」「作って」「売る」一連の動作は一体なのである。

かつて産業革命以降、
工業の成長とともに職能という言葉の もとで分担分業化された。効率を上げるためにそうしたはずである。
たくさん作る、ということが、課題であり、
使命であり、たくさん作りさせすれば
より売り上げが上がり収益の最大化ができた時代は、
生産効率を上げて早くたくさん作る
ことのみがミッションであった。
今、時代は考え抜いてから作らないことには、
大失敗することになる。

この章の解説文章としては、 商品にはいろんな性格がある。その性格の違いごとで、売り方が違うと述べている。 特に、生産方式によって、その売り方が異なるといっている。 個別生産 大量生産 装置生産 の違いがあ...

一倉定 経営心得 その㊽   「こうしたら売れる」という売かたを実験によって見つけ出せ。   販売は売る行為であるが、営業は売るだけの行為ではない。営業はモノを介在にした作業と、情報を取り扱う作業と、ビジネスを構築する作業を併せ持つ。営業は...
10/03/2021

一倉定 経営心得 その㊽

「こうしたら売れる」という売かたを実験によって見つけ出せ。

販売は売る行為であるが、

営業は売るだけの行為ではない。

営業はモノを介在にした作業と、

情報を取り扱う作業と、

ビジネスを構築する作業を

併せ持つ。

営業は社内の機能であるが、

同時に、

営業一人一人が小さな会社

の機能を持つ。

仕入れ部門を通さないで、

営業が自分で見つけてきた

ものを販売すれば、

もはやその行為そのものは、

会社の機能そのものである。

営業はその意識を持つ必要がある。

もの自体を売る行為に

関してはここでは言及しない。

情報の扱いに関してで、
 
あるが、

営業は外部との

接触機関でもある。

外部からの情報の収得も 

ミッションの一つである。

売って終わりではいけない。

必ず得意先とは、

線でつながり、

面に育てなければいけない。

そのために必要なのが、

情報収集、

その情報を加工して

新しいお付き合いの構築。

そのトライ&エラー

が必要なのである。  

販売のトライ&エラー

は小さなビジネスである。

開発行為である。

つまり、これは現場に

おけるマネジメントである。

つまり営業は小さな会社

そのものである。

事実、社を出れば、
 

どんな営業であれ社
 
を代表しているのである。

各営業マンにその意識は 

あるのであろうか。
 
甚だ疑わしい。

営業マンは

狩猟性が身に付きやすい。

狩猟性は、直線性を作り出す。

なかなか左右への興味を

持ちにくくなる。  

この性質を知ったうえで  

マネジメントを行わないと

いけない。

営業は集金機関ではない。

現場マネジメント部門であり、

次世代の販売の方針予見を

発見するレーダーでもあるのだ。

一倉定 経営心得 その㊽ 「こうしたら売れる」という売かたを実験によって見つけ出せ。 販売は売る行為であるが、営業は売るだけの行為ではない。営業はモノを介在にした作業と、情報を取り扱う作業と、ビジネスを....

一倉定 経営心得 その㊼ 顧客訪問の目的は、売り込みではない。顧客の確保である   CSRは顧客の確保活動と訳せばいいのだと気づかせられた。この言葉の背景はBtoBの形態の営業活動の全容を描いている。 営業マン一人一人にとっては商品の販売が...
06/03/2021

一倉定 経営心得 その㊼

顧客訪問の目的は、売り込みではない。顧客の確保である

CSRは顧客の確保活動と

訳せばいいのだと気づかせられた。

この言葉の背景はBtoBの

形態の営業活動の全容を描いている。

営業マン一人一人にとっては

商品の販売がミッションで、

その量により成績査定も決まってくる。

しかし会社にとっては、

販売量自体も大切であるが、

「顧客」が必要なのである。

顧客に販売と、

顧客の確保の何が異なるか

ということが大切である。

販売の時、顧客との間の接着剤は商品である。

顧客の確保の時は信頼?ではない。

信頼は結果の状態である。

大切でないといっているのではない。

信頼関係は

「顧客の困りごとの解決の経緯で生まれる。」

プロセスが大事なのだ。

札びらを切るような解決の仕方

もたまには必要かもしれないが、

誠心誠意動くこと、

自己犠牲の概念が根付いている

かどうかが試されているのだ。

それにより信頼が生まれて結果的に

「確保」につながるのだ。

犯人の確保と同じである。これが入り口。

信頼関係は継続なのである。

継続のために必要なものは、

心がけと、継続接触である。

この全容をもって、顧客の確保といえる。

顧客の確保は関係性を育てる

プロセスが必要なのである。

行きつくための第一歩は、

御用聞きである。回数、頻度、

タイミングが大切である。

最初は、

欲しいものを欲しい分だけ欲しいときに

差し出す関係である。

やがて、顧客自体も自分の欲しいもの

すらわからない状況が来る。

顧客が欲しいものすらわからない状況、

これはなぜ起きるのであろうか、、、

この状況こそ、

真に顧客が困っている状況である。

この台座になるための固い材料

が必要なのである。

しかしその強度を担保できる

材料が何なのかわからない。

欲しいものが何でるかわからない。

この状況を「困った状況」とする。

これをともに解決することこそが、

真の信頼関係の生まれるプロセスである。

やがて、関係性の中で顧客の困った

のレベルが上がっていく。

最初は「必要な部品がない」次は

「どんな部品が必要なのかわからない」

そして、

次にはどう作ったらいいのかわからない、、、

やがて、モノ作りだけでなく、

次の方針で迷い始めることもある。

顧客のその思いに寄り添い続ければ

顧客は逃げないのだ。

つまり売り込むことではなく、

考え続けること。売り込んでも、

顧客の悩みは分からない。

訊いて考える訊いて考える。

この繰り返しで、相手の悩みがわかってくる。

一倉定 経営心得 その㊼ 顧客訪問の目的は、売り込みではない。顧客の確保である CSRは顧客の確保活動と訳せばいいのだと気づかせられた。この言葉の背景はBtoBの形態の営業活動の全容を描いている。 営業マン一人一.....

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