10/12/2021
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思いがそれぞれの場所へ飛び立つ
新しいスタイルのお墓になりましたー
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とても、とても、素敵な納骨式でした。
「お墓っていいな」って、心の底から感じる時間でした。 .
お父さんを笑顔で弔う、母と三姉妹のお墓づくり。家族の対話でつくられたお墓は、お父さんとの対話の場所になりました。
「シンプルでガラスを入れた明るいお墓にしたい」
そんな希望で始まったお墓づくり。
打ち合わせは、対面でお母さんと娘さん、そして、オンラインで遠方にいる二人の姉妹も画面越しで参加。それぞれの感性が飛び交う、和気あいあいの家族の会話に私も加わり、楽しい時間。
何度も絵を描きながら、お互いを尊重し、家族の思いをカタチに図面に起こしていきます。
今回のポイントは「タッチポイント」をつくったこと。
お参りする時、お墓に触れる所をつくるとその行為が気持ちを置くきっかけになるのいう提案を気に入ってくれました。
自然と動物が好きだったというお父さんの象徴として「小鳥」の置物をつくりました。小鳥の形は美大出身の娘さんに模型を作ってもらい、それを参考に御影石で製作しました。 私には出来ない洗練されたシルエットが素敵。センスを感じます。
そして、素敵な四羽の小鳥が完成しました。
職人の手作りのため、四羽の小鳥は多少、形やサイズの違いがありました。家族で重さを計って吟味し、一番、重い小鳥をお父さんの体型に合わせて選んだんだよと楽しそうに話すお母さん。
納骨した後に、四羽を香炉並べ、一人ひとり思いを込めて触れてきます。小鳥たちは、寄り添って手を合わせる私たちを優しいまなざし見ていました。
愛おしい小鳥たち。
そして、小鳥たちは、お墓に一羽残して、それぞれの娘さんのところへ飛び立ちました。
遠く離れていても、それぞれの家庭に置かれた小鳥に触れれば、いつでも、お父さんを感じられる。
お墓参りをさりげなく日常に。
そんな新しいスタイルが
ここに生まれました。
コロナでなかなか来れない、集まれないからと納骨が終わった後に、お墓の前で御座を敷いて家族で語らう姿に、私が思う理想のお墓参り像を感じ、胸が熱くなりました。
お父さんの書いた「道」
幸せの鳥に導かれ、
それぞれの道を歩む
大丈夫。
道は繋がっている。
対話でつくるお墓になりました。