19/08/2025
退職金の受け取り方は、大きく分けると 「一時金」 と 「年金(分割)」、そして両方を組み合わせた 「併用」 があります。
どの方法が良いかは、税金やライフプラン、老後の収入状況によって変わります。以下に特徴をまとめますね。
① 一時金で受け取る
メリット
退職所得控除 が大きく、税金が優遇される
例:勤続20年までは「40万円×勤続年数」、20年超は「800万円+70万円×(勤続年数-20年)」
一度にまとまった資金が得られるため、住宅ローン返済・子どもの教育費・事業資金などに使いやすい
遺産分割などの心配が少ない
デメリット
受け取った後の資金管理は自分で行う必要がある
使いすぎるリスクがある
② 年金形式で受け取る
メリット
年金控除の対象になり、課税所得を抑えられる
老後の生活費を計画的に確保できる
受け取りが分散されるので、資産を長持ちさせやすい
デメリット
総額で見ると一時金より税負担が大きくなることがある
途中で亡くなった場合、残額を受け取れないケースもある
インフレに弱い
③ 併用(分割+一時金)
メリット
一時金部分で「退職所得控除」を最大限に利用しつつ、残りを年金で受け取ることで「年金控除」も使える
ライフプランに合わせた資金計画が立てやすい
デメリット
受け取り方の設計が少し複雑になる
会社や制度によっては選べないこともある
おすすめの考え方
退職直後に大きな支出(住宅ローン完済、子供の学費など)がある人 → 一時金有利
公的年金や企業年金が少なく、老後の生活費が不安な人 → 年金形式有利
どちらもバランスよく考えたい人 → 併用がおすすめ
👉 まずは「勤続年数」と「退職金額」で 退職所得控除を使った場合の税額試算 をしてみるのが一番わかりやすいです。