16/09/2026
現在、アトリウム展示は、世界文化遺産登録を記念して『橿原考古学研究所と「飛鳥・藤原の宮都」』を開催しています。
本展示では、「飛鳥・藤原の宮都」の19の構成資産のうち当研究所が発掘調査・研究に関わってきた10資産を取り上げました。
初回から10回にわたって、調査時の写真とともに10資産をご紹介しています。
第5回目は010「石舞台古墳」です。
当時の最有力者である蘇我馬子の墓とされる一辺約50mの方墳で、7世紀前半に築造されました。埋葬施設は全長約19mの横穴式石室で、同時期のものとしては国内最大級の規模です。中国の影響を受けて方形の墳形を採用した一方で、埋葬施設には日本の伝統的な葬祭儀礼の形を残しています。
新たな造墓思想と伝統的な葬法との融合を示しています。
中央集権体制の萌芽により変化した墳墓の初期段階を示す資産です。
写真は、構成資産番号010 石舞台古墳(奈良県高市郡明日香村大字島庄)の発掘調査当時の状況を南上空から撮影したものです(1933年石舞台古墳、撮影)。※パネル展示写真とは異なります。
会 場:当研究所 1階アトリウム
会 期:令和8年8月7日(金)~11月24日(火)
時 間:8時30分~17時15分
休 日:土・日曜日、祝・休日
(ただし、10月18日(日)、11月8日・22日(日)は附属博物館の令和8年度秋季特別展「ウマと馬具-国宝・藤ノ木古墳出土品修理事業成果展2-」にともなう研究講座開催のため、12時~16時30分まで見学可能)
観覧料金:無料