08/12/2018
日本料理 招福楼(ショウフクロウ)
京都・東京に関わらず、現在ミシュランガイドで三ツ星・二ツ星・一ツ星の獲得を筆頭に、あらゆる高評価をされている料理人の修行店が【招福楼】ということが、ず~っと気になってましたん。
以前に杉良太郎さんと滋賀県でお仕事させていただいた際にも、「招福楼に行きたい」とのご要望をされたんですが、当日に急にということで(^^;)その日は行けなかったんですけど、それ以来ず~っとず~っと気になっていた【招福楼】。
今回念願叶って伺うことになりましたん(´∀`*)イェ~イ🎶
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早い目に総評させていただきますと…
期待を超えるものではありまへんどしたなぁ(~o~)
昼会席の一番お安い¥15,000(税サ込¥19,440)ということもあるんかもですが、それでも値段で感動が変わる内容・サービスでは、真の名料亭とはいえないと思ってしまいます(・_・;)
¥10,000でもっと満足いく料理屋はありますから、超えてくるもんと期待し過ぎたせいでしょうかねぇ…。
仲居さんの接客も、どこか値踏みするようなところを感じ、「下」と判断されたのか、途中から見下したような態度になってました。
なってなかったとしても、客がそう感じたんですから、改善していただきたいものです。
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お味の方は流石と頷ける良い塩梅で、先付の出汁醤油・御椀のお出汁・箸休めの酢の物・炊き合わせの煮出汁・梅雑炊。
どれをとっても全て合わせて一緒に飲み干して完成される逸品でした😋✨
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🏠 〒527-0012 滋賀県東近江市八日市本町8番11号
☎ 0748-22-0003
営業時間:12:00~15:00 / 16:00~22:00
㊡ 第1・3・5月曜日
Ⓟ 予約しておけば停められました(15台分)
🚭 禁煙
個室 全8室のみ
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昼会席
15,000円(11月のみお休み)→こちらを予約(※税・サ込で¥19,440になります)
22,000円
27,000円
33,000円
おまかせ
夜会席
22,000円
27,000円
33,000円
おまかせ
※上記の料金に別途奉仕料20%と消費税
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創業明治元年(1868年)
明治時代から続く茶懐石の老舗
「禅の精神とお茶の心を基とする料理」
明治時代より受け継いだ敷地面積1400坪・全個室8室の建物を生かし、改めた空間を造り、四季折々の風情を楽しめる料亭とのこと。
元々は鍛冶屋から始まり芸鼓衆でもてなすお茶屋になり、三代目主人から料亭として始められたそうな。
基本はお座敷席ですが、希望すればてテーブル席への変更が出来るようです。
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ユネスコ無形文化遺産の指定を受け、第2回「和食文化京都大賞」に前主人の中村秀太郎氏が選出されました。
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近江鉄道・八日市駅を正面に見て、駅前を左折🚘↰
すぐ左手に半纏を羽織ったお若い方が立ってはり、砂利敷きに両脇に立派な木が並んでます。
ただならぬ雰囲気…。
車の窓を開け、予約名を告げるとすぐに「奥へお進みください」と猛ダッシュ
言われるまま左折しましたが、すでに姿は見えない…。早っ( ゚Д゚)
中程が小高い造りにあえてしてはるんか、奥まで見通せないんが、期待感を煽りますね(?_?)
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※【招福楼】では料理人として修行すると、まずは下足番・庭掃除から始まるそうなので、店前に立たれていた若いかたは、今後の日本を背負う料理人の卵かもしれませんね(*´ω`*)
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先ほどのお若い半纏くんに誘導されて車を停め降りると、青々とした紅葉の葉が生い茂った、先ほど車で通ってきた道が、何の博学もない無知のウチでも見過ごせない美しさです。
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そこから少し歩いた右手に門があり、視線を向けるとお屋敷玄関に仲居さんが正座して控えてはりました。
とてもないところに来てしまったような緊張感に背筋がピンと伸びました(*‘ω‘ *)ピ~ン!
この瞬間をカメラに納めたくて構えると、半纏くんは右に引かれ、仲居さんはスッと立ち上がり奥へ消えられました。
いやいや…お二方を撮りたかったんですけど……。
でも素晴らしい対応ですね!(^^)!
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靴を脱いで通されたんは玄関近くの眺望の間【瓢箪の間】
4名でも十分の広さがあり、華美ではない落ち着いた趣きがある。
昔は下が空洞になっており、冷房がなかったその昔に下を空気が流れるようにし、涼を取っていたそうです。(女将さん談)
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席に落ち着き暫し待つこと3分ほど
先ほど部屋まで案内された仲居さんが現れ、会席の始まりです。
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◉香煎茶 (霰アラレ白湯)
塩分のほとんどない霰の香ばしさのみで、程良い温度が染み渡り胃が洗われます。
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◉朱盃一献:菊花酒
ここで女将さんが登場✨
一献を杯に注いでいただきます
「旧暦で毎年9月9日(2018年10月17日)は五節句の一つである〈重陽チョウヨウ〉の節句です。菊を用いて不老長寿・繁栄を願うことから、別名〈菊の節句〉といいます。節句というのは季節の変わり目に行われる伝統行事のことで、その一つになりまして、寿命を延ばすと信じられていた菊を使った、様々な風習が伝えられています。」と、流れるように謳われているようにご説明いただきました。
客に媚びることなく、淡々と説明されると去って行かはりました。
菊の花びらを一晩、滋賀県の酒蔵の日本酒に浸して香りを楽しむもの。
ふわ~と菊花の良い香りがして美味しい😋
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◉先付:胡麻豆腐
茶巾に絞られた胡麻豆腐に今年に収穫されたイクラ・菊花をあしらい、出汁醤油が掛けられてます。
胡麻豆腐はモチッとして舌触り滑らか
イクラの醤油漬けの旨味が深い😋
出汁醤油は飲み干せる良い塩梅(・∀・)イイ!!です
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◉御椀:こも豆腐 松茸 鱧 柚子
※こも豆腐とは…新米の穫れた季節に藁を編んで、その中に豆腐を流し込んだ「す」のある豆腐。
こも豆腐には藁の細か~い穴が開いてて、仄かな藁の香りがします。
木綿よりも硬いお豆腐といった食感
炙られた松茸と葛打ちされた鱧の香ばしい香りと旨味が、細か~い穴からお出汁が染み込んでおり、トータル的に最高に良いバランスです😋
柚子皮に苦味は感じず欠かせない名脇役
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◉造里:鯛 つばす 烏賊
割り醤油と醤油で
※割り醤油とは…出汁を柑橘汁で割ったもの(お店によって割合は変わるので好みが別れるもの)
余計なあしらいがなくシンプル
熟成されているのでしょうね
どれも旨味がありネットリモッチリ食感で、食べ応えありました😋
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◉八寸:
①とんぶり菊花和え
食べ進むと甘いプリッとした食感
仲居さんに伺いましたら「生海老でございます」
自然な甘味とプチプチッとした食感に、色鮮やかな菊花の香りに🍶すすみますな。
②近江牛たたき柚子胡椒添え
しっとり柔らかく噛むほどに旨味が滲み出てくる😋
柚子胡椒の辛味のアクセントがウチ的には好み👌
③菱蟹
ん⁉
何か臭いっ!
蒸して身と蟹味噌を和えてはるんですが、臭味を感じました✘
④大黒しめじ天麩羅
冷めてるし…まぁ普通に美味しい
⑤蒸し鮑
余計な味付けをしてはらへん!
蒸し鮑の柔らかさと旨味を感じられます(・∀・)イイ!!
⑥なます
甘味控えめの普通のなます
⑦銀杏かき揚げ
銀杏でかき揚げ⁉ 初食!
銀杏と油って好相性💞
素焼きより銀杏の香りと旨味を感じました😋
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◉焼物:魳カマス焼き いぶかしぐれ(※生麩の燻製)
出汁醤油でいただく
自ら小皿に取り分けるスタイルで大皿も小皿も熱いぐらいに温めらていました
魳カマスは骨抜きしてあるので、安心して齧りつけました。
別段、肉厚でもなければ、脂がのっているわけでもない。
出汁醤油に浸けんと、ちょっと生臭さを感じました✘
魳ってそういう味なのかしら?
いぶかしぐれという生麩の燻製は初食✨
生麩の食感はなくなり、ムギュムギュとした噛み応えがあり、燻した香りが鼻から抜けるε-👃
お酒🍶の肴かな…
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◉箸休め:永源寺の蒟蒻そば / なめこ 三つ葉
お酢の効いたお出汁で、ヌルツルシコシコで、サッパリお口直し。
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◉炊合:木の葉しんじょう 蕪 菊菜 柚子皮
仲居さんに木の葉しんじょうの中身を尋ねると「召し上がってからのお楽しみです」とのこと
粋といえば粋ですけど…
ただ知らんだけで慌てて厨房に聞きに行ってるんちゃうん!?って思うウチは、この仲居さんのサービスと相性が悪いだけなんかもですね😅
正解は銀杏・木耳キクラゲ・百合根でした
仲居さんに確認したら上から目線で「正解です」って
それってどぉなん!?
全然楽しくないですからね!!"(-""-)"
気を取り直して…
菊菜は好物なので、噛みしめて香りを堪能しました。
しんじょうは鱧ということで、旨味・香りは申し分ない美味しさ😋
百合根のホクホク感・木耳キクラゲのコリコリ感に、少し甘めのお出汁と、爽やかな柚子皮の香りのバランスは(・∀・)イイ!!
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◉食事:菊花梅雑炊 お漬物(日野菜・辛子茄子・甘沢庵)
菊花梅雑炊は梅を解きほぐして混ぜて丁度の良い塩梅
菊の花の爽やかな香りと、梅干しの塩分と、お出汁の旨味が三味一体。
それでも物足りときは、お漬物をパクリすると丁度になる。
白ご飯もいただけるということなんで、もちろんいただきました(^O^)
永源寺米で艶々✨
残しておいたお漬物でモリモリいただきました!(^^)!
お櫃にお替わりがあったので、仲居さん全然来てくれはらへんし、自分でよそって綺麗にいただきましたとさε-(~o~)
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◉菓子:栗きんとん
中に粒餡が仕込まれてました
栗だけを裏漉ししたんが好みです
◉抹茶:普通
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経験的に一度行っても良いかもですけど、この値段を払うなら【菊の井】や【かみくら】をオススメしますね。
修業先として成長するのと、客が感じる満足は違うんですね。
勉強になりました(`・ω・´)ゞ
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お会計👛¥50,000ほど
生ビール✖3 冷酒2合
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ごちそうさんどした(。-人-。)
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(2018年10月27日 訪問)