17/01/2016
1月16~20日 小寒 末候 季節の色は中縹(なかはなだ)
雉始めて雊(きじ はじめて なく)
雉の恋のシーズンが始まろうとしています。実際に鳴くのはあと一ケ月半ほど先ですが、雌を求めてケーンケーンと雄が鳴きます。
二十四節気ではいよいよ立春からひとめぐり、その最後に当たる大寒を迎えます。今年は暖冬といえども一年で一番寒さが厳しい頃、という意昧ですが、ここをとおりぬければ、もう次は立春。
旬の野菜
蕪(かぶ)
80種ほどの品種があります。栄養価は実より葉のほうが高く、保存する時は、葉と実を切り離したほうがいいです。胃もたれ、胸やけに効果があります。
旬の魚介
鰰(はたはた)
秋田、山形、山陰地方などの名物魚「鰰(はたはた)」ですが、冬の雷の多い時期に獲れるので「かみなりうお」の異名があり「雷魚(はたはた)」「鰰(はたはた)」などとも書きます。味は美味で、焼いたり煮たり、干物などにして食べるほか、発酵させ魚醤(しょっつる)の原料となる。しよっつる鍋はその魚醤をベースに、鰰や鱈といった魚、豆腐や葱、白菜、エノキタケなどを入れて作る秋田地方の郷土料理。なお、「ぶりこ」と呼ばれる鰰の卵もなかなかの珍味です。
季節の色は中縹色
縹色は本来、露草の花弁から搾り取った汁を染料として染めていた色ですが、この青は非常に褪(あ)せ易く水に遭うと消えてしまうので、普通ははるかに堅牢な藍で染めた色を指し、古くは青色系統一般の総括的な呼称として用いられていました。
縹色を4段階に、すなわち濃いものから薄いものへ深縹(ふかきはなだ)・中縹(なかはなだ)・次縹(つぐはなだ)・浅縹(あさはなだ)に分けていました。深縹は黒味を帯びるほど濃く染め上げた藍染で、ふつう縹色といわれるものは、これらのうち中縹をいいます。