12/05/2022
75歳以上の運転免許更新手続きが変更に 何が変わる?「運転技能検査」とは?
2019年、東京・池袋で起きた高齢ドライバーによる暴走事故。31歳の母親と3歳の娘が死亡、9人が重軽傷を負いました。これをきっかけに、「高齢ドライバーによる交通事故」は社会問題に。運転免許返納の機運も高まりました。
75歳以上の免許更新手続きが変更に
運転技能検査
静岡県では、直近10年間で交通事故の件数は減少傾向にありますが、75歳以上の高齢ドライバーの事故は高止まりしています。こうした中、法律の改正を受けて13日から、75歳以上が免許を更新する際の手続きが変更されることに。一体、何が変わるのでしょうか。
静岡県警本部 運転免許課
大井智課長補佐:「一定の違反歴がある方、この方につきましては免許更新時に運転技能検査の受検が義務づけられます。運転技能の低下、これによる交通事故が多発している背景を踏まえての法改正となっております」
「運転技能検査」を新たに導入
運転技能検査の対象
新しく導入されるのが、「運転技能検査」です。対象となるのは75歳以上で、過去3年以内に信号無視や逆走など、重大事故につながる可能性が高い違反歴がある人。これまでは違反の有無にかかわらず、記憶力や判断力を確かめる「認知機能検査」と「高齢者講習」を受ければ、免許を更新することができました。しかし、今回の法改正で違反歴のあるドライバーにはいわば「試験」が課されることになり、合格しなければ、免許を失効する可能性もあるのです。
県警本部 運転免許課
大井智課長補佐「従来、高齢者運転対策として、主に認知機能に着目した対策が講じられてきて一定の成果があがってきたところなんですけれども、事故の状況を見てみると、運転技能の低下に着目した対策も必要ではないかということで」
「運転技能検査」は免許センターか、自動車学校で受検します。一時停止や右折・左折、指示された速度での走行など、5項目を採点。不合格となっても、合格するまで何度でも受検できます。
静鉄自動車学校
鈴木孝洋 運営部長:「(高齢ドライバーは)コースの中でも一時不停止であるとか、反対側を走って右側通行であるとか、よく言われる逆走がちょこちょこ見受けられる。確かに認知機能に問題がなくても、運転の方にだいぶ問題がある方もいらっしゃいますので、事故防止にも役立つのではないかと思っています」
YAHOOニュース(20220511)記事転載
2019年、東京・池袋で起きた高齢ドライバーによる暴走事故。31歳の母親と3歳の娘が死亡、9人が重軽傷を負いました。これをきっかけに、「高齢ドライバーによる交通事故」は社会問題に。運転免許返納の機運