30/10/2024
[1536回め2024年 11月24日( 金)]
『残り、3650回−1536回の晩飯』
ナイロビから10時間4躯のランクルに乗って、アフカ最大のヴィクトリア湖の辺りの村にあるルオー族の村を訪ねた。ガイドは日本にいたことのある青年、英語とちょっとだけ日本語ができる。
取材費はいらないが、土産を持っていってくれと言われ、大量の小麦、芋の粉、見たこともない量のマッチをトランクに積んだ。
村にはwitch doctor(呪術師)に書いてある。会うのが楽しみだ。
建物は土壁に草葺であった、中から白いワイシャツにアタッシェケースを持った青年が出てくる。もう都市化しているのか。バイアスによる違和感ばかり感じる。
一人ブラブラと集落内を歩いていると、向こうから異物が来た。顔に赤や青の色を塗りたくり編んだアフロヘアに石や骨や葉っぱの飾り。これだこれだ。呪術師にちがいない。
ガイドの青年をつかまえて早速聞いた。
Is he a witch doctor?
青年はカラカラと笑ってこ答えた。
NO, He is not normal.
呪術師は、いなかった、旅に出たそうだ。
ところでこんな話を読みたいなら、中島らもさんの「ガダラの豚」がおすすめ。こちらは小説だ。
彼はナイロビで暮らしかねる事態になって、クスリに手を出した。麻薬中毒にさせられてしまった。ホウホウの態で故郷の村に戻ってきた。そこで族長のはからいで、集落全体で協力して、食事や生活すべての面倒を見ているのだそうだ。「だから彼は少しも困っていない、彼にとってあまりいいことではないと僕は思う」とガイドの青年は言った。