10/06/2026
Vol.1252
無配当経営から目指すもの #人を大切にする経営塾
経営のことは月曜日の『実学戦略会計』でも書いていますが、ここでは主として「人を大切にする経営事典」の中から引用しながら書いています。
その中に表題の『無配当経営』という言葉がありました。
赤字で配当したくてもできないという会社、あるいは個人事業でそもそも配当という手段がないという企業は別ですが、多くの法人は配当を出しているでしょう。
今月は3月末決算企業から株主総会の案内が届いていますが、議案書の中にも当期(半期)の配当についての項目があります。
業績がさらに上がったのでしょう、軒並み前期配当よりも増やしているようです。株主としてはとっても有り難いことではあります。
でも中には好業績ですが配当を出さないという会社もあるのです。オーナー企業で、オーナー社長が株式の100%を持っているというわけではなくです。
つまり中には、起業家や経営者が「世のため人のために」といった思いで経営を行い、その思いに共鳴して無配当条件でも出資するというケースも皆無でないのです。
ある会社は「社会に役立つ企業」を目指し、そのためには社員とその家族にもっとも報いることが大事だと、社員還元第一を旨とされています。
配当はするけれど、自分の持株は全て奉仕団体の持株としてそこで役立てる、としているオーナーに出合ったこともあります。
こうしたか価値観をどう思うかはそれぞれの人の自由ですが、私も個人事業主として、できる範囲での寄付金奉仕を毎年行っています。
一時はリターン期待でのふるさと納税もやりましたが、現在は寄付金控除だけに留めています。クラファン応援も見返りを求めない中でやろうと心がけています。
微々たる事ではありますが、自分のできる範囲の中で、これからも「世のため人のために」ということを実行していこうと思います。