22/04/2026
ファッション色彩だけの問題でなく、商品色彩や環境色彩でも配慮すべき明度依存の色彩機能の話しでもあり、こちらにも転載しておきます。
☛ https://www.facebook.com/colorant1116/posts/pfbid02KPeL6VmRBqNWxsT5qM38ASnCr8a7NTYkP1AF9kp8bbNt8dhkg6rK97SaZAKpHLX1l
東京都は「東京クールビズ」を前倒し実施し、都庁職員のハーフパンツ(短パン)やTシャツでの勤務を解禁したとのニュースが流れていましたが、個人的に違和感を抱かずにいれなかった画面が映っていました。
それは短パンやTシャツ姿のパソコン使いしている職員なんかの映像で、ハーフパンツが容認されたと言う事実と官庁の職員たる者が特に外来対応するのであればいくらなんでも失礼で恥ずかしい姿を晒し、官庁ですから来庁者にややもすれば礼儀のない不快感を与えてしまうものではないでしょうか?!
何年か前から芸能関係者の一部に夏でもないのに短パン姿で現れているのがみられますが、一般の者からすれば残念ながら不快感とともに失礼ながらアッポ感を抱かざるをえないのが実情ではないのでしょうか。
戻ってさらに気になったのは、この短パンやTシャツ姿の都庁輩の着ている色が上下ともに黒だったことです。
都は単なる軽装にとどまらず、エネルギーの賢い利用(クール)を促し、働く場面での服装、働き方、暮らし方の新しい標準を提案としているが、色彩機能としての明度依存性を全く知らない無知な姿を晒していたのです。
「夏は白/冬は黒」の謂れの通り、明度の高い黒は吸熱する訳で、明度の高い白は反射するという科学的背景に基づく使われ方であり、灼熱夏場下ならその間には15℃程度の表面温度差が生じることになる訳です。
「クールビズ」は、現都知事が環境大臣在任時の2005年に、服装の工夫などを通じて夏を快適に過ごしながら、省エネルギーを進めるために提唱された取組で、都知事となりかの東京オリンピック前にそこから来る路面遮熱塗装を施した記念行事で冬でもなかったのに真っ黒な服装で現れた時に、遮熱の明度依存の原理を知らないんだ、廻りもそんな配慮進言も出来ていないんだとの印象を持ったことを思い出しました。
上も下も科学的な背景・色彩の明度依存機能などをいまだに知らないのかと感じた次第です。
短パンたる礼儀度もさることながら、遮熱対策としての高明度色(要はより白より色)の服装や建築物での配慮を考慮する内容の踏まえが必要な実態不足な都の姿勢を強く感じた次第です。
都がこうなら国も各自治体も同類項と言うことになり兼ねませんねぇ。