21/11/2013
「心の傷、心の病気、心の薬と心の栄養」
体験や発達の状況、文化的環境から「心の傷」を受けやすい人と、受けにくい人がいます。
体験的見地ですが、幼少期に親から十分に抱きしめられ、褒められ、子どもたちと沢山ルールのある遊びや、ままごとをした子どもは、心の傷が少なく、傷が出来ても自分で治す力があるように感じます。反対に、幼少期から泣いたり愚図ると「叩く、大声で泣くなと怒鳴られる、抱き癖がつくといって抱かれななかった、養育者が精神疾患」などの養育環境では、ちょっとした事で心に大きな傷を負いやすく、なかなか自分で治せないと感じています。
「期待はずれ」は、自分の考えと「違う」状況や発言や行動を認知したときにおこります。イライラ、憂うつ、怒り、不安、恐怖・・・「期待はずれ」でイライラを「躾け」と称して、子どもにぶつけると、その子どもは、心に傷を残し治らないまま大人になります。
子どもの頃の心の傷が出来たときの言葉や表情を受けるだけ(コミュニケーション)で、傷口が大きくなり、傷が深くなり、心の傷が悪化して、ついに心の病気になると体験的に感じています。
心の病気になった人は、家族からの幼少期から受けた心の傷を酷くするコミュニケーションとしての口癖を家族から改善することが優先します。
「ありのままに認めるメッセージ」に変えることで、心の傷も心の病気も治すことができる環境を作れます。
心の病気と精神疾患は、言われます。心は、脳という臓器の発達で育ちます。だから、精神疾患には、脳という臓器の様々なホルモンバランスの崩れを補う投薬治療と、病気になり易い考え方を変える認知療法・行動療法・認知行動療法などが行われます。しかし、心の病気には、心の薬と心の栄養も必要なんです。心の薬と心の栄養こそ、家族や恋人から患者に与えることが有効と感じています。心の薬と心の栄養は、日常の中にあります。アクノリッジメント=ありのままを認める存在承認のコミュニケーションが、心の薬、心の栄養になります。心の病気の原因の多くは、心の傷を放置して悪化させたり、心の傷をさらに深く傷つけるコミュニケーション(口癖、価値観などの押し付け、命令など)が、治りを遅くしたり、治らない、再発するといった状況を作りやすくしています。