03/05/2025
この連休中は、この自費出版の本に没頭しています。
「青雲の彼方~日記に見る外交官天羽英二の波乱の生涯」
天羽英二は、私の父方の祖父です。
自分の名前「英悟」の「英」は、この祖父の英二から頂いています。
英二さんは徳島県の撫養という、自然豊かな地で生まれ、神戸の高校、そして、今の一橋大学を経て、外交官になりました。
第一次世界大戦後、欧米各国が植民地政策を押し進める中、中国、豪州、英国と渡り歩き、露骨な人種差別を受けながらも、外国人にも怯まない意志の高さと秀でた調整能力で情報部部長やスイス大使を歴任し、イタリア大使、そして太平洋戦争直前には外務次官として、最後の最後まで戦争回避のために日米交渉に奔走しました。
その間、常に彼を悩ましたのが、露骨に中国大陸進出にこだわる軍部の存在でした。
そうした、なんとか打開の道を探る苦悩や希望の日々を英二さんは克明に日記に書き残していました。
この膨大の日記を英二さんが亡くなった後、私の父や叔父、叔母が全5巻(資料編を加えて6冊)の資料にまとめ上げました。
この「天羽英二日記」は大正~昭和の外交史の裏事情を知ることができる第一級資料として、国会図書館を含めて全国の図書館などに寄贈されています。
最近、叔父の知り合いで近代を得意とする市井の歴史研究者が、この天羽英二日記を歴史小説風に仕上げた本があることを知って、さっそく手に入れたわけです。
いや、これが面白いんですよ‼️
自分も天羽英二日記は、何度か興味のある部分は読んだことがあったんですが、正直、全巻には目を通していないんです。
徳島の撫養での幼少期や高校、大学での悩み多き学生時代など、自分の知らない若き爺ちゃんが、生き生きと描かれていて、まさに目から鱗でした。
そう、そう、NHKの「ファミリーヒストリー」で自分のファミリーヒストリーを見せてもらっているカンジ✨
そして、日中戦争が泥沼化していく中で必死で日本の立場を守り通していこうと、遠い異国で奮闘する数々の外交官たちの話…。
行き詰まった日米交渉に、なんとか戦争回避の活路を見いだそうとした外務次官としての3か月の話。
苦悩に満ちた、でも希望を捨てずにあがく日々の中に、ちょくちょく祖母や父を含む5人の子供たちへの愛情に満ちた感想も登場します。
うーん、我が祖父にして「頑張ったな、じいちゃん‼️」&「ありがとう‼️💕」って、心から言いたくなりました✨。
これ、NHKで大河ドラマにしてくれないかなあ⁉️☺
ご興味がある方は、こちらを。
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「青雲の彼方」
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