15/04/2026
【気づけば春を楽しめるようになった話】
あなたは花粉症ですか?
私は花粉症です。
発症したのは小学生の頃。
気づけば今年で20年経っていました。
当時は耳鼻科に定期的に通い、
「前の薬は効かなかったので、もう少し強いものを…」
と毎回お願いしていましたが、なかなか合う薬が見つかりませんでした。
診察後に必ず吸っていた、シーシャのような機械。
あれは「ネブライザー」といって、霧状の薬を吸入することで、鼻や喉の炎症を抑えるものだそうです。
家では少しでも良くなるようにと、 一体どこから仕入れた情報なのか、アロエヨーグルトや甜茶を母にすすめられていましたが、効果を感じたことはありませんでした。
当時は甜茶が苦手でしたが、今なら美味しく飲めるかもしれません。
薬も効かず、ただひたすら鼻水と向き合う日々。
特に教室のような、空気が停滞する密閉空間は地獄でした。
私は鼻をかむのがあまり得意ではなく、すすってしまうタイプなのですが、
鼻が詰まるとそれもできず、ただ垂れてくる感覚との戦い。
当時はマスクの習慣も薄く、ハンカチやティッシュを持ち歩く小学生でもなかったので、
鼻を気にするふりをして、そっと上着の袖で拭いていた記憶もあります。
頭の中は常に「この鼻水をどうするか」でいっぱい。
だんだん、頭の中まで鼻水で詰まっているんじゃないかと思うほど、鼻水に侵食されていました。
そんな春が大嫌いでした。
そんな状況が変わったのは高校生のとき。
市販薬を試したのがきっかけです。
これが、本当によく効きました。
それまでの苦労が嘘のように、鼻水がぴたりと止まり、呼吸も楽に。
副作用として眠気や喉の渇きはありますが、
それでも「こんなに楽になるなら問題ない」と思えるレベルでした。
それ以来、数十年。
今でも同じ薬に助けられています。
今や国民の過半数が花粉症とも言われ、すっかり社会問題になっている今日この頃。
毎年「今年は過去最多」と言われる、右肩上がり絶好調な花粉。
それでも昔に比べると、ずいぶんと春を楽しめるようになったと感じています。
この季節、同じように花粉症でつらい思いをしている方の、 少しでも希望になれば嬉しいです。
Y.M.