25/08/2020
【政治選挙コラム】「KYしてネコでサル運んでウマに乗せる仕事ってなあに?(語弊」
2020年も下半期どころかいつのまにやら8月も終盤に突入いたしました暑いですね。今年の日本は、なんといっても東京オリンピック一色の夏になるはずでした。ところが、現実は新型コロナウイルスによる世界規模の危機。歴史書はおろか小学校の教科書にも載るこの大事件は、各国の首脳、各自治体の首長、医療機関者学者コメンテーターや一般市民に至るまで、手探りで日々を過ごしています。10年後、今年の夏の思い出は、どのように刻まれるのでしょうか。
今年は、政治家にとって、議員としてだけではなく日々の活動や選挙にも大きな影響を与えています。特に緊急事態宣言が発令された5月、「ドブ板」や「朝立ち」は鳴りを潜め、国会議員も「禁足令」により「票田」のある「ジバン」に「金帰火来で田の草とり」して「田植え」もできない始末。緊急事態宣言が解除された後も、冬眠から明けてノソノソと巣穴から這い出るカエルのように、周りの様子を伺いながら活動を再開されたようです。
「地上戦」を諦め、新しい試みに挑戦した方々も多くいらっしゃいます。ステイホームによりyoutubeへの参入する人が爆発的に増えたそうですが、政治家も例に漏れず、時代の波に乗っている方が多いようです。「空中戦」は、SNSの時代から政治家youtuberへ。国民の生活に根差しているものにどんどん移行していくから面白い。
しかし、残念ながらこのようなコロナ禍でも「霞が関」からはコロナよりも揚げ足取りの声がよく聞こえてきます。最近読んだ記事に『実績も信頼もなく相手の失策だけで蹴落とそうと躍起になっている政権交代』とありました。国民のための政治を取り戻すためというのなら、いましなくてもいい揚げ足取りや「寝」たりしていないで、国難だからこそ手を取り合えないのでしょうか。このタイミングでの政権交代では「ハネムーン」中に破綻するのでは。といった内容でした。
私の気持ちとしては、すべての政治家が異なる方法で国民のために必死で走っているのだから、私財を投げうってでも東奔西走してくれる「井戸塀政治家」として実績を積む方々に政権を担ってもらいたいと思います。
とまぁ、強引に「」←を盛り込んでおかしな文章になってしまいました。それでも12個しか入りませんでしたね、チッ。
コソコソ何をしていたかというと、知った顔して政治の業界用語を使いたかったんです。変わったことしたかったんです。
ちなみにタイトルのKYしてネコでサルでヒヒーン的な文章は、危険予知で注意しながら手押し車で雨戸の固定具を作業台まで運ぶ仕事という建築業界の隠語です。そんな仕事はありません。強引が過ぎましたごめんなさい。
というわけで、上記文章の隠語や、その他面白い隠語をピックアップしてみたので、みんなも使ってみようゼ☆
【ドブ板】候補者や運動員が有権者に会うために民家を1軒ずつ回る際、家の前の側溝(ドブ)
を塞ぐ板を渡って支持を訴えたことがの由来。
【朝立ち】出勤時間帯などの人通りの多い時間に街頭演説すること。
【禁足令】緊急会議が開かれるかもしれないため、国会議事堂・議員会館・議員宿舎や党本部の
ある東京都区部から離れるな、という命令。
【票田】選挙区内の、票に繋がる支持者。
【ジバン】地盤=区内の支持者の組織。俗にいう「三バン」のひとつ。三バンとは「地盤、看板(知名度)、鞄(選挙資金)」のこと。理想としては、政治家は優れた政策や資質、能力で選ばれるべきとされているものの、実際の当落は後援組織の充実度、知名度の有無、選挙資金の多寡や集金力の多少に依存している場合が多く、これを揶揄する文脈で用いられることが多い。
【金帰火来で田の草とり】両院で常任委員会が開かれるのが火曜から金曜にかけて。本会議の定例日は衆院が火、木、金。参院が月、水、金。この日程から、議員の大多数は火曜の朝上京して金曜に帰郷することから「金帰火来」。帰郷中、「票田」に食い込んできた他陣営を雑草に例え、排除することが「田の草とり」。
【田植え】選挙期間中以外に、地元の人々の面倒見で恩を売るなど、合法的に顔を売って選挙活動を行うこと。
【地上戦】挨拶回りなどで選挙区の市民と直接接したり、縁故を活用した選挙戦。
【空中戦】街頭演説や、直接顔を合わせないSNSやマスメディアなどの媒体を活用した選挙戦。
【霞が関】中央省庁を指す言葉。東京都千代田区霞が関に立地している事から。
【寝る】国会中継で寝ている国会議員ではなく、野党が審議拒否をすること。審議を開始することを「起きる」という。
【ハネムーン】政権交代後の新政権の最初の100日間のこと。発足直後の新政権は一般的に高い支持率を示す傾向があり、新政権の最初の100日と国民・マスメディアの関係を新婚期(蜜月)の夫婦になぞらえて名付けられた。
【井戸塀政治家】「国事に奔走して家財を失い、残るは井戸と塀ばかり」という、清貧を旨とする政治家像を指す言葉。ちなみに国会議員はかつて「選良」と呼ばれ「選ばれたすぐれた人物。特に、国会議員をさす」(三省堂大辞林)とされた。
【陣笠議員】大物政治家の言いなりになり、議会(国会)や政党の決議を採決するにあたっての「挙手要員」と成り下がっている政治家のこと。近世の合戦において兵士が陣笠をかぶっていたことから。
【大臣病】国務大臣のポストに執着すること。政治家生活のなかで大臣ポストを経験することが、おおむね議員引退後に受ける叙勲において三権の長経験者以外の在職年数の長い(もしくは国務大臣を経験した)国会議員が受章対象となる勲一等旭日大綬章(旭日大綬章)の受章とともに一つのステータス、ひいては死後においても選挙区内で「地元の功労者」として名前が残るバロメータとして国務大臣就任を志向する自民党議員は多い。
【桃太郎】選挙期間中に、候補者の後ろに運動員が幟旗を持って、街中を練り歩くこと。おとぎ話の桃太郎にそっくり。
【下駄の雪】「下駄の雪が溶けた」という表現で使われる。連立政権からの離脱を指す。下駄の雪とは、力ある者についていく者のこと。「踏まれても蹴られてもついていきます下駄の雪」といった内容の都都逸(とどいつ)が元といわれ、もともとは自民・公明連立を表した。
【お国入り】内閣総理大臣や国務大臣が、自身の選出選挙区に行くこと。
【毒まんじゅう】悪徳グループの旨そうな話に乗り、相手の術中に
落ちてしまうことを例えて「毒まんじゅうを食う」という。悪徳グ
ループへの仲間入りをすることを揶揄した言葉。反対陣営からの
「賄賂」を示す隠語でもある。
【実弾】現金。買収工作をすることを「実弾を撃つ」という。