18/08/2026
弁護士籠橋です。農作物にオーガニック、有機というラベルを張って売り出す場合、JAS法による規制があります。有機農業はとても重要ですが、有機だからと言って常に環境にやさしいわけではありません。例えば有機肥料を多く投入すればチッソによる水質汚濁を招きます。重要なのは土壌生態学の視点から土壌の持つ本来の生産力を引き出していくことです。
JAS法による有機認証はけっこうめんどくさくて、一定規模の農地に単一の作物を作る方式でないと有機認証はコスパが合わないようです。しかし、有機農業、特に土壌の生態にあわせた農業を追及してる農家は少量多品目を直接消費者に届ける方式が多く、こうした農家には有機認証は向いていません。
本来はこうした小農家によって有機農業は発達してきたように思うのですが、こうした小農家も「有機」「オーガニック」を名乗れる制度が必要です。日本の農政は小さな農家のことをあまり考えずに進めているところがあります。