27/02/2016
シンガポールの平均世帯所得の最新発表
2015年のシンガポールの平均世帯所得額がシンガポール政府から昨日(2月26日)発表されました。それによると、2014年と比較して4.9%の年間増加率(インフレーションを加味)になり、平均世帯所得は2014年にはS$8,292であったのに対して、2015年にはS$8,666に上昇したことを政府機関が伝えています。具体的に所得層別に詳しく見てみますと、下記のようになります。
A)所得層別の平均増加率:
所得層 2014〜2015年増加率 2010〜2015年累計増加率
1-10番目 10.7% 24.6%
11-20番目 8.3% 23.6%
21-30番目 7.2% 22.8%
31-40番目 6.7% 22.0%
41-50番目 5.9% 20.0%
51-60番目 6.2% 19.4%
61-70番目 6.3% 18.2%
71-80番目 5.7% 16.5%
81-90番目 5.8% 16.3%
91-100番目 7.2% 17.7%
上記のように、2014年から2015年において全ての所得層が増加しており、また、2010年から2015年までの過去5年間の累計数値においても、継続的な伸び率を記録しています。
B)平均世帯所得額の年間増加:
2010年 S$6,342
2011年 S$7,037
2012年 S$7,566
2013年 S$7,872
2014年 S$8,292
2015年 S$8,666
また、2010年から2015年の過去5年間を年間増加額においても、健全的な伸び額を示しています。
C)増加傾向の背景:
この増加傾向の背景には、シンガポールの厳しい雇用市場の傾向及び雇用主の年金率引き上げが世帯所得額の増加に寄与していると推測されています。
D) 今後の展望:
過去5年間とは違って、今後3年から5年先の傾向は厳しいことが予想されます。政府予想が2015年通期のGDP成長率が2.0%とされていましたが、2015年10月から12月の四半期のGDP成長率が2.0%を切り、何と初めて1.8%に落ち込んだことを、今週初めにシンガポール政府により発表されています。 したがって、2016年はシンガポールにとって大きなチャレンジ元年になるであろうと、個人的には予想しております。 当然、企業及び個人単位での積極的な生産性の向上が不可欠になると信じます。
日本の若い世代の皆さん、このようなシンガポールで貴方の将来のキャリアップにチャレンジしてみませんか? 大きなチャンスが待ち受けているかも知れませんよ。自分の人生のチャンスを自分の手で掴み取れるかどうかは貴方次第です。