Tanoshimu-Singapore

Tanoshimu-Singapore 日本からシンガポールへの移住もしくは留学に興味のある若者の皆さんに?

現在まで34年間という長い人生をシンガポールで送り、これからも永住予定の自身のいろいろな経験と知識を基に、このフェイスブックページはシンガポールへの移住もしくは留学に興味を持っている若者の皆さん、または、自分の将来をシンガポールに掛けてみたいと考えている方々へ個人的なアドバイスを提供すると共に、シンガポールの現状及び将来の方向性等を一般的且つ表面的ではなく、実情を様々な観点から紹介したいと考えています。

シンガポールの魅力 多民族国家シンガポールに初めて来られた方が街中を歩かれると、いろいろな民族の人達がいることに大変驚かれると思います。現在、シンガポールの全体の人口は約554万人程ですが、自国民と永住権所得者を含めた総居住者数は全体の約7...
29/05/2016

シンガポールの魅力 多民族国家

シンガポールに初めて来られた方が街中を歩かれると、いろいろな民族の人達がいることに大変驚かれると思います。

現在、シンガポールの全体の人口は約554万人程ですが、自国民と永住権所得者を含めた総居住者数は全体の約70%(約390万人)に止まり、残り30%(約163万人)が何と外国人労働者や長期滞在者から成り立っています。

その内訳は中華系が74.2%、マレー系が13.3%、インドが系9.2%、その他民族が3.3%となります。

このような多民族性を国家戦略として前面に押し出し、国家の将来像を描き続けている国が、現在のアジア諸国の中で、シンガポール以外には、余り見うけられません。

この多民族性がシンガポールの一つの国としての特徴であり、また、魅力であり、今後の継続成長を支えるための根幹として最重要国家政策になっていると言っても過言ではありません。

日本の若い皆さん、そんな異文化の国、シンガポールに心新たに挑戦してみませんか?

シンガポールの国の印象外国から来られた方に良く伺うのですが、シンガポールに来られる前にどのようなイメージを持たれてましたか? 大体の方が余りはっきりした印象はないようですが、東南アジアの中では発展している国と思っている程度の印象のようです。...
15/05/2016

シンガポールの国の印象

外国から来られた方に良く伺うのですが、シンガポールに来られる前にどのようなイメージを持たれてましたか? 大体の方が余りはっきりした印象はないようですが、東南アジアの中では発展している国と思っている程度の印象のようです。

実際にシンガポールに来られた際の印象は、かなり予想と違っているようです。 近代的な都市国家と東南アジアの雰囲気を漂う要素がそれぞれ融合しており、アジアでありながら、旧英国植民地の影響を漂わせている雰囲気もあり、シンガポール独特な印象を感じるようです。

日本とは全く違った異文化の国、そして、多民族国家であるシンガポールに、是非、皆さんの未来の可能性を掛けてみては如何でしょうか? それだけの価値のある将来性のある国、シンガポールです。

鈴木 修一
2016.05.15

故リークワンユー元シンガポール首相の偉大さについて今週の2016年3月23日、シンガポールの建国の父と国民から愛されたリークワンユー元首相が亡くなられてから早くも一年が経ちました。シンガポールは1965年に当時のマレー連邦から独立し、去年の...
26/03/2016

故リークワンユー元シンガポール首相の偉大さについて

今週の2016年3月23日、シンガポールの建国の父と国民から愛されたリークワンユー元首相が亡くなられてから早くも一年が経ちました。

シンガポールは1965年に当時のマレー連邦から独立し、去年の8月で丁度50年の建国記念日を迎えたところです。 独立前からシンガポールの首相として政治的にも経済的にも困難な時代を舵取りし、今日のシンガポールの成功をもたらせた最大の功労者と言っても全く過言ではありません。

その偉大な建国の父に対する尊敬と感謝の意を表して、今週、シンガポール各地でいろいろな追悼行事が催しされました。また、新聞やテレビ等のメデイアは当然のこと、さらに民間団体や民間企業に至っても、故リークワンユー元首相の追悼記念が大々的に行われました。

国民からどれほど愛されていたのか、また、どれほど尊敬されていたのかを、今回改めて強く感じ取った次第です。政治家として、国のリーダーとして強い信念と情熱を持ち続け、シンガポールの建国に自分の一生を捧げて来たわけです。一方、私生活では驚く程質素で謙虚な生活や生き方を彼だけではなく、彼の家族全員に徹底させて生きて来た事に対して、本当に頭の下がる思いです。 

これからもシンガポールの一国の象徴として、彼の名前は永遠に伝え継がれて行かれると確信しています。

鈴木 修一
2016.03.26

自然を利用したシンガポールの貯水池について本日は、面積が719.1km2と小さな国家が如何に水資源を確保しているのかについて、話をしてみましょう。 基本的に2種類の方法で水資源を確保しています。 第一に貯水池を増やし、雨水を貯水しています。...
19/03/2016

自然を利用したシンガポールの貯水池について

本日は、面積が719.1km2と小さな国家が如何に水資源を確保しているのかについて、話をしてみましょう。 

基本的に2種類の方法で水資源を確保しています。 第一に貯水池を増やし、雨水を貯水しています。第二に使用済みの水を清浄化して飲料水にしています。第二の水資源をシンんがポールでは”NEW WATER"と呼び、実際に飲料水として使用しています。

亜熱帯気候のため降水量が多いシンガポールでは、幸いながら、年間を通して雨水に恵まれています。現在シンガポールには、17の貯水池があります。シンガポール政府はより多くの雨水を確保するため、新しい貯水池を確保する努力をして来ています。近代都市として、これほどまでの水量を貯水池で賄っている都市はシンガポール以外余りないと言われております。

では、シンガポールの実際の貯水池を下記の通り列記してみましょう。

1. MacRitchie Reservoir
2. Lower Peirce Reservoir
3. Upper Peirce Reservoir
4. Lower Seletar Reservoir
5. Upper Seletar Reservoir
6. Bedok Reservior
7. Jurong Lake
8. Pandan Reservoir
9. Kranji Reservoir
10. Sarimbun Reservoir
11. Murai Reservoir
12. Poyan Reservoir
13. Tengeh Reservoir
14. Palau Tekong Reservoir
15. Marina Reservoir
16. Punggol Reservoir
17. Serangoon Reservoir

今後もシンガポール政府には貯水池の新設を引き続き検討して行って貰いたいと思います。

また、Garden-Cityと呼ばれているシンガポールは雨水の確保だけではなく、これら貯水池をNatral Parkとして見事にデザインし、自然との触れ合いの機会をシンガポール国民に提供しています。また、国民の健康管理の向上を目的として、ジョギングやウオーキングの場所としても提供しております。 

日本の若い皆さん、シンガポールの湖の回りを一度ジョギングしてみませんか? 心地よい風を感じられることでしょう。

鈴木 修一
2016.03.19

シンガポールにおける都市的”Garden in City"造りについて前回、歴史的な価値のあるボタニックガーデンについて書きましたが、本日はその反対の都市国家における近代的なガーデン造りである”Gardens-by-the-Bay"を紹介し...
15/03/2016

シンガポールにおける都市的”Garden in City"造りについて

前回、歴史的な価値のあるボタニックガーデンについて書きましたが、本日はその反対の都市国家における近代的なガーデン造りである”Gardens-by-the-Bay"を紹介しましょう。

”Garden-City"としてのシンガポール国家的緑地化政策とは別に、2005年にシンガポール政府が”Gardens-by-the-Bay"の構想計画を初めて発表し、実際に2012年に完成させました。

Marina Bay内にコスモポリタン的且つ人工的な庭園を創造し、非常に前衛的な芸術作品のようであり、また、昼間及び夜間にそれぞれ違った幻想的な魅力を愉しむことだできる新しいコンセプトの創作ガーデンになっています。

約250エーカーの広さに、3つの違ったコンセプトの庭園が造られ、従来のコンセプトである”Garden City"から"City in Garden"へと移行させて行きたいという政府の考え方が強く示されています。

日本の皆さん、違ったコンセプトの”City in Garden"といったシンガポールの新しい姿をじっくりご覧になって下さい。

鈴木 修一
2016.03.15

シンガポールボタニックガーデンの歴史的価値について昨日は”Garden City"としてのシンガポールの緑化政策について説明をしましたが、実は、シンガポールには歴史の古い緑の楽園が遠い昔から存在していたのです。シンガポールボタニックガーデン...
13/03/2016

シンガポールボタニックガーデンの歴史的価値について

昨日は”Garden City"としてのシンガポールの緑化政策について説明をしましたが、実は、シンガポールには歴史の古い緑の楽園が遠い昔から存在していたのです。

シンガポールボタニックガーデンの発見は何と1859年まで遡ります。その当時、この亜熱帯地域においてゴムの商売・貿易が盛んに行われており、マレーシア半島でのゴムの生産量が世界の約50%の供給を担っていたという繁栄期でした。

その頃、シンガポールでは多くの蘭の花の交配の試みが行われ、その後、多種多彩なハイブリットの新種の蘭が生み出され、蘭のスペシャリストとしての地位を確立し、現在のシンガポールの蘭への強い探究心と新種の創造技術へと導いて来ました。

1965年にシンガポールの独立を迎え、シンガポールのボタニックガーデンの成功において培った経験と知識のおかげで、国家基準でシンガポール全体を”Garden City"へと変身させ、その国家プロジェクトは大成功をもたらしたわけです。

その国家レベルでの努力によって、2015年にシンガポールのボタニックガーデンはユネスコの世界遺産として初めて認定されました。また、アジアの中でもトップランクの植物園として数多くの世界的な評価や受賞を得ています。

私自身も散歩や写真撮影のため、ボタニックガーデンを良く訪れますが、とてもリフレッシュな気持ちにさせて貰える素晴らしい世界的な価値のある植物園です。

単に観光地として訪れるのではなく、”Garden City"という国家プロジェクトの成功の背景には、ボタニックガーデンの初期の成功があったこと、そして、自然公園の造形に対して高い先見性及び実行能力があったという観点から見て頂ければと思います。特に当地に35年間も永住している者として、先人達の偉業には常に尊敬と感謝の念で一杯です。

鈴木 修一
2016.03.13

”Garden City”としてのシンガポールについてシンガポール建国当時(1965年)以来、シンガポール政府の強力な国家政策に基づき、シンガポールはガーデンシテイーとしての緑化路線を強力に推進して来ました。近代都市開発国家を成し遂げたシン...
12/03/2016

”Garden City”としてのシンガポールについて

シンガポール建国当時(1965年)以来、シンガポール政府の強力な国家政策に基づき、シンガポールはガーデンシテイーとしての緑化路線を強力に推進して来ました。

近代都市開発国家を成し遂げたシンガポールですが、どこへ行っても緑の自然が必ずあり、ガーデンシテイーのコンセプトは絶対に失われていません。当然、シンガポール国民に対して自然の恵みを感じて欲しい、そして、多忙な毎日の生活に人間的な安らぎを感じ取ってほしいという、政府としての願いが感じ取られます。

シンガポール国民のみならず、シンガポールへ来られた訪問客に対しても、近代都市としてのシンガポールだけではなく、心安らぐ国として、観光客や訪問客を迎えたいという、強い気持ちがあると思います。 その良い具体例として、シンガポールチャンギ空港に到着後、市内のホテルに向かう際、高速道路添いにきれいに植えられた緑の植物や色鮮やかな花が訪問客をやさしく迎えていることでも分かります。

特に、シンガポールは熱帯多湿気候の国なので、国全体を緑化することによって、国民の日常生活に安らぎ、そして、自然との触れ合いの機会を与えているわけです。建国以来、緑化政策が引き継がれておりますが、国家レベルで緑化の推進及び維持のため、その膨大な費用が掛かるにも拘らず、今日まで緑化政策の継続が徹底されています。この点では、本当にシンガポール政府の先見性及び偉大さに対して心から感服しております。

今後もこの国に永住する一居住者として、この緑化政策が永遠に継続されることを切に願っております。

日本の若者の皆さん、今後シンガポールを訪れる際には、必ずこのガーデンシテイーの恩恵をじっくりと観察して帰って下さい。驚きの発見が必ず有るかと思います。

鈴木 修一
2016.03.12

シンガポールの既婚女性の出産の傾向について昨日、2015年のシンガポール世帯調査結果を紹介致しましたが、その中で気になった点を本日取り上げてみました。それは既婚女性が何人の子供を出産しているかという点です。下記はシンガポール政府統計局が集計...
11/03/2016

シンガポールの既婚女性の出産の傾向について

昨日、2015年のシンガポール世帯調査結果を紹介致しましたが、その中で気になった点を本日取り上げてみました。それは既婚女性が何人の子供を出産しているかという点です。

下記はシンガポール政府統計局が集計した2014年における既婚女性グループ(40〜49歳のグループを対象に調査)からの回答を基にして、昨年の10月に発表したものです。

________1994年   2004年   2014年    

子供なし    4.2%    7.1%    11.2%
子供1人    11.9%   16.6%    21.6%
子供2人    39.5%   42.9%    43.2%
子供3人    29.4%   25.6%    18.4%
子供4人以上  15.0%   7.9%     5.6%

引用:Department of Statistics Singapore

1.現状把握(過去20年間の調査結果から)

1−1 上記20年間の変化の傾向を見てみると、子供なしの既婚女性は約3倍に増えています。

1−2 また、子供1人と回答した既婚女性の数もこの20年間で2倍近くに増加しています。

2.そのメインの理由:

2−1 共稼ぎの必要性
2−2 経済的な余裕のなさ
2−3 既婚女性の価値観の変化
2−4 既婚女性のキャリアの優先
2−5 出産、育児、そして、養育の難しさ
2−6 老齢化してゆく両親の世話 

3.大きな将来の懸念:

3−1 子供の全くいない夫婦や家族の増加
3−2 独身女性の増加
3−3 女性の結婚の高齢化
3−4 既婚女性の出産年齢の遅延

以上、日本と同様、シンガポールでも働く女性の出産、育児、家庭、そして、仕事の両立の難しさが年々高まっており、また、女性の高学歴の傾向がいろいろな面で女性自身の仕事のキャリアを優先する傾向を後押ししていることは否めません。

現在まで、シンガポール政府が移民政策を積極的に押し進めている一方、既婚女性への支援策もいろいろと実施していますので、この先5年間の傾向を良く見守って行く必要があります。 

鈴木 修一
2016.03.11

2015年シンガポール国民世帯調査の発表についてシンガポールの政府統計局より、2015年のシンガポール世帯調査の結果が昨日発表されました。 2010年の調査結果と比較した興味深いデータが含まれていますので、日本の皆さんと内容を共有したいと思...
10/03/2016

2015年シンガポール国民世帯調査の発表について

シンガポールの政府統計局より、2015年のシンガポール世帯調査の結果が昨日発表されました。 2010年の調査結果と比較した興味深いデータが含まれていますので、日本の皆さんと内容を共有したいと思います。
.............................. 2010年 .......2015年 

世帯家族構成人数  3.5人 3.4人

既婚女性の
出産した子供数   2.24人 2.14人

独身比率(男)
20 - 24歳       97.6% 98.8%
25 - 29        74.6% 80.2%
30 - 34        37.1% 37.5%

独身比率(女)
20 - 24歳      91.8% 95.6%
25 - 29       54.0% 63.0%
30 - 34       25.1% 25.5%

共稼ぎ家庭     47.1% 53.8%

65歳以上の
老人世帯      27.6% 32.3%

HDB(公団住宅)
住居世帯      82.4% 80.1%

Private Condo
住居世帯      11.5% 13.9%

高等教育資格者
世帯        46.5% 52.0%

自宅で話す言語
英語の場合**    32.3% 36.9%
(** 2000年: 23.0%)
(** 2005年: 28.1%)

以上の通り、過去5年間に対するシンガポール世帯調査データの変化がはっきりと反映されていると思います。

既に先進国の仲間入りを果たし成長著しいシンガポールですが、高等教育の向上に伴い、男女とも高齢結婚傾向になり、特に高学歴の女性の結婚年齢が上がっています。その結果、既婚女性の出産する子供数の低下、そして、より高齢化への傾向が顕著になって来ています。

また、共稼ぎ世帯数が大きく増加し、暮らしは豊かになり、公団住宅から民間住宅への居住比率の増加傾向が見られます。

そして、若い世代の世帯になればなるほど、家庭では英語の会話比率が(過去15年間のデータを見る限り)より増えている傾向がはっりと見られます。

以上、日本の皆さんには、この国民調査のデータを通して、シンガポール世帯の現状及び変化について理解を深めて頂ければと幸いです。

鈴木 修一
2016.03.10

シンガポールの将来性のある成長産業についてシンガポールの将来性はどうなのでしょうか? シンガポール政府の成長戦略が引き続き将来も成功して行くのでしょうか?一昔には、シンガポールは東南アジア地域の地理的有利性を利用し、小国でありながら、中継貿...
06/03/2016

シンガポールの将来性のある成長産業について

シンガポールの将来性はどうなのでしょうか? シンガポール政府の成長戦略が引き続き将来も成功して行くのでしょうか?

一昔には、シンガポールは東南アジア地域の地理的有利性を利用し、小国でありながら、中継貿易で国家としての収入を獲得して成長して来ました。昨年建国50年を迎え、シンガポール国家として次の50年間を見据えて、2016年は新たな船出の大切な年になります。

では、今後成長戦略を支えて行くための期待される成長分野を下記の通り見て行きましょう。

1.IT分野:

ご存知のように、シンガポールはITインフラが確立されており、世界大手企業を引き続き魅了しています。その良い例として、この2年間でTwitter社やNetflix社がアジア統轄本部をシンガポールで開設しています。その背景にはシンガポール政府による強力な支援が継続的に約束されており、スマートIT国家としての新たなチャレンジがスタートしたばかりです。したがって、今後期待される成長分野として、クラウドコンピューティング、データ分析、サイバー分析、サイバー危機管理、デザイン、そして、その他のIT 関連サービス等への将来投資が有望とされています。

2.健康・医療技術分野:

東南アジア地域でも今後の高齢化対策が注目されており、ヘルスケア等を含めた医療技術分野には当然新たな需要があり、年10%程の成長が予測されています。特に、シンガポールは東南アジアの中心拠点として、現在、そして、今後も引き続き医療関連のビジネスチャンスを推進して行く牽引車的役割を果たしているとおもいます。シンガポールには既に100社以上の医療技術関連の企業が有り、特に、バイオ医療分野が一番期待されており、現在、シンガポール医療技術関連のビジネス全体額の約65%にも到達する勢いです。

3. クリエイティブ分野:

元来の電気機器製造業が既に安価な人件費の中国やインドへシフトして行き、製造産業自体の貢献度は減退する中、シンガポール政府の後押しもあり、新たに脚光を浴びているのがハイテックを必要とするクリエイティブな分野です。例えば、ライフスタイル、アニメーション、ゲームデザイン、インダストリアルデザイン、そして、スポーツ関連ビジネスです。この分野は依然未開拓な状態なため、新規投資として今後のパイオニア企業になれる可能性があるといわれています。

4.フィナンシャル分野:

既にシンガポールはフィナンシャルセンターとしての基盤を確立しており、今後の将来性が引き続き期待されている分野です。MAS(シンガポール金融庁)は今後5年間の成長性を高く評価しており、ファイナンシャルテックとしての可能性を金融市場で強く訴えてきました。新規参入企業に対する新たな金融的支援案も発表され、実際に起業している会社数も増えております。

5.小売分野:

シンガポールといったら、ショッピングの街。東南アジアの地理的優位性を活用して、インドネシア、タイ、ベトナム等の隣国、さらに、中国から旅行者が年々増加しています。最近の傾向としては、安価な小売業ではなく、ハイテック及びハイバリューな小売分野への進出が顕著になっております。

6.教育分野:

最後に、シンガポール政府が最も力を入れてきた教育分野ですが、元々はシンガポール国民に対して高等教育の機会の向上のため、小、中、高、大学といった一貫教育政策を強力に推進してきました。現在、そのシンガポールの教育分野の強さが東南アジア、アジア全体、さらには、世界的に認知されてきました。最近では、積極的に優秀な外国人学生の獲得や奨学金制度によって外国人学生の招致等を推進しています。その動くは国立や公立校だけではなく、私立校もビジネスチャンスとして対外的に売り込みを活発に掛けています。

以上、シンガポールではどのような成長産業及び分野が今後期待されているのかどうか、日本の皆さんにご理解して頂けましたでしょうか? もし、シンガポールという国にご興味を持たれているのであれば、より深く学習及び調査されることをお薦め致します。

幾度もこのブログで紹介しておりますが、継続的且つ安定的経済成長が国として要求されているシンガポールでは、今後の政府の舵取りが非常に大切になり、今後50年先の政府の経済成長政策及び指針が大きな成功な鍵となっていると言っても過言ではないと思います。

シンガポールの平均世帯所得の最新発表 2015年のシンガポールの平均世帯所得額がシンガポール政府から昨日(2月26日)発表されました。それによると、2014年と比較して4.9%の年間増加率(インフレーションを加味)になり、平均世帯所得は20...
27/02/2016

シンガポールの平均世帯所得の最新発表

2015年のシンガポールの平均世帯所得額がシンガポール政府から昨日(2月26日)発表されました。それによると、2014年と比較して4.9%の年間増加率(インフレーションを加味)になり、平均世帯所得は2014年にはS$8,292であったのに対して、2015年にはS$8,666に上昇したことを政府機関が伝えています。具体的に所得層別に詳しく見てみますと、下記のようになります。

A)所得層別の平均増加率:

所得層 2014〜2015年増加率  2010〜2015年累計増加率
1-10番目       10.7% 24.6%
11-20番目      8.3%         23.6%
21-30番目      7.2%         22.8%
31-40番目      6.7%         22.0%
41-50番目      5.9%         20.0%
51-60番目      6.2%         19.4%
61-70番目      6.3%         18.2%
71-80番目      5.7%         16.5%
81-90番目      5.8%         16.3%
91-100番目      7.2%         17.7%

上記のように、2014年から2015年において全ての所得層が増加しており、また、2010年から2015年までの過去5年間の累計数値においても、継続的な伸び率を記録しています。

B)平均世帯所得額の年間増加:

2010年      S$6,342
2011年      S$7,037
2012年      S$7,566
2013年      S$7,872
2014年      S$8,292
2015年      S$8,666

また、2010年から2015年の過去5年間を年間増加額においても、健全的な伸び額を示しています。 

C)増加傾向の背景:

この増加傾向の背景には、シンガポールの厳しい雇用市場の傾向及び雇用主の年金率引き上げが世帯所得額の増加に寄与していると推測されています。

D) 今後の展望:

過去5年間とは違って、今後3年から5年先の傾向は厳しいことが予想されます。政府予想が2015年通期のGDP成長率が2.0%とされていましたが、2015年10月から12月の四半期のGDP成長率が2.0%を切り、何と初めて1.8%に落ち込んだことを、今週初めにシンガポール政府により発表されています。 したがって、2016年はシンガポールにとって大きなチャレンジ元年になるであろうと、個人的には予想しております。 当然、企業及び個人単位での積極的な生産性の向上が不可欠になると信じます。

日本の若い世代の皆さん、このようなシンガポールで貴方の将来のキャリアップにチャレンジしてみませんか? 大きなチャンスが待ち受けているかも知れませんよ。自分の人生のチャンスを自分の手で掴み取れるかどうかは貴方次第です。

シンガポールでのキャリアアップについて私がシンガポールに来た1980年当初は、シンガポールは未だ発展途上国の一員として、小国ながら、製造業を軸に高度経済成長への道を進もうと国家一丸となって努力していました。当然、その当時は若い国家であり、優...
24/02/2016

シンガポールでのキャリアアップについて

私がシンガポールに来た1980年当初は、シンガポールは未だ発展途上国の一員として、小国ながら、製造業を軸に高度経済成長への道を進もうと国家一丸となって努力していました。

当然、その当時は若い国家であり、優秀な人材が不足しており、能力のある人材は企業間で引っ張りだこでした。ほとんどの企業は新卒より、経験者が優遇され、中途採用者が優先されていました。

それから約35年、高度成長期から成熟経済期へと変換され、現在では年間GDPは年率2.0%前後まで下がり、低成長時代を受け止める時にきております。

そういう経済環境の下で、どのような人材が求められ、個人のキャリアアップのチャンスがあるのか、シンガポールにとって大きなターニングポイントになっている事実は否めません。

シンガポールの人口比率について以前説明しておりますが、全人口の約30%が他国籍の外国人が占めているのが現状です。このことが何を物語っているかと言いますと、雇用市場での競争が激化し、このような国際環境の基、シンガポール人は常に外国人との競争に打ち勝って行かなければ、生き残れないのです。

したがって、若い世代はさらに高学歴と好成績を大学在学中に修得し、新卒の就職戦線を戦い、より良い職やより良い待遇を勝ち取ろうと最大限努力しています。さらに、仕事についてからも、より高い資格や教育(例えば、MBAや修士学位等)を働きながら修得しようと、自分のキャリアアップには努力を惜しみません。 小さな国家であるシンガポールですが、自分たちの将来のキャリアを勝ち取るためには、厳しい国際競争の勝者にならなくては自分たちの将来はありません。それがシンガポールの国家及びシンガポール人の強いアイデンティティになり、先進国入りした現在、それが将来の原動力になっているといっても過言ではありません。

日本の若い皆さんは、日本でどのようなキャリアアップを考え、努力していまか?

鈴木 修一
2016.02.24

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